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【ジブリ映画】君たちはどう生きるかが気持ち悪い?違和感があると批判の理由を徹底検証!

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2023年7月に公開予定の映画「君たちはどう生きるか」の公開を待ちわびている人も多いことでしょう。

ところが、ネット上では「気持ち悪い」とか「違和感」などと批判されているようなのですが、どんな理由で批判されているのでしょうか。

この記事で分かること

  • 「君たちはどう生きるか」が気持ち悪いと言われる理由
  • 「君たちはどう生きるか」の評価
  • 「君たちはどう生きるか」に違和感を感じる理由

今回は「【ジブリ映画】君たちはどう生きるかが気持ち悪い?違和感があると批判の理由を徹底検証!」と題して、批判されている理由を検証していきます。

 

【ジブリ映画】君たちはどう生きるかが気持ち悪い?

気持ち悪いと言われているのは、映画ではなく小説と漫画だと分かりました。

なぜ小説と漫画には、気持ち悪いという声があがっているのでしょうか。

ネット上に上がっている声を織り交ぜながら、その理由を検証していきます。

 

なぜ気持ち悪い?

「気持ち悪い」というのは映画ではなく、小説や漫画に対する評価そのものに対してでした。

小説は戦前の1937年に出版され、漫画版「君たちはどう生きるか」は2017年8月に出版されています。

小説の出版から80年後の漫画化にも関わらず、漫画版「君たちはどう生きるか」は累計100万部以上という異例のヒット作になりました。

この異例ともいえる売れ方と出版後にメディアが異常な取り上げ方をしていたこと、作品に対する否定的な意見がでないことに、気持ち悪いと感じている人がいるのです。

言われてみれば、一般的な場合とは異なる点がいくつかありますね。

発売後にはテレビ番組だけでなく、雑誌や新聞など、幅広いメディアで取り上げられていたことを覚えている人も多いでしょう。

ヒット作への否定的な意見が出てもおかしくないのに、これまで否定的な意見が注目されたことはないように思います。

それぞれに納得できる理由が見当たらないからこそ、気持ち悪いと感じるのではないでしょうか。

  • 小説出版から80年後に漫画化されて異例のヒットになったこと
  • 出版後のメディアへの取り上げられ方
  • 否定的な意見が出ないこと

 

評価されていないのか?

ここまで批判の理由をお伝えしましたが、「君たちはどう生きるか」の小説、漫画ともに、きちんと評価されているので安心してくださいね。

あるSNSではこのように評価されています。

哲学や倫理の入門書に良いという評価や時代に関係なく共感できる部分があって面白かったという感想もありました。

読む人によって受け取り方が異なるのはもちろん、職業社会的な立場によっても評価の仕方が変わる作品なのかもしれません。

ヒット作は世間の意見に左右されがちなので、未読だという人は先入観を持たずに読むと、素直な感じ方ができると思いますよ。

実は筆者は未読なので、ここまで評価が分かれる作品ならば読んでみたいなと思い始めています。

  • 哲学や倫理の入門書として良い
  • コペルくんと大人たちのやりとりに心揺さぶられた
  • 現代でも共感できる部分があり、話としても面白かった

 

【ジブリ映画】君たちはどう生きるかは違和感があると批判の理由は?

「君たちはどう生きるか」には違和感があるという声があがり、批判されています。

映画が公開の前から批判されているのかと思いましたが、漫画版「君たちはどう生きるか」に対して言われているのだと分かりました。

漫画版のどこに違和感を感じているのか見ていきましょう。

 

漫画版の表紙

一つ目の違和感は、漫画版「君たちはどう生きるか」の表紙に対してです。

ネット上で目立ったのは、小説を読んだ後に漫画を読んだ人の声でした。

表紙に描かれているのは主人公のコペルくんですが、小説を読んだ人からは「コペルくんはあんな表情しない」、「コペルくんの感情が小説の印象と違う」という声があがっていました。

漫画の表紙は目を引くためにデフォルメされることもありますよね。

しかし、小説の淡々とした感じがいいという意見もあり、デフォルメではなくキャラが違っていると感じた人には、違和感が生まれているようです。

  • コペルくんは表紙のような表情はしない
  • 作中のコペルくんの感情が小説と違う
  • 小説と漫画のキャラや雰囲気が違う

 

漫画版の内容

二つ目の違和感は、小説全体をコンパクトにまとめた漫画版の「君たちはどう生きるか」の内容です。

小説の内容に手を加えたりはしていませんが、小説を読んだ人の中には漫画に違和感を覚えた人が少なからずいましたよ。

違和感を感じる理由は、小説を読んだ時の自分の解釈と漫画になった時の表現に違いがあるからのようです。

味のあるストーリーが漫画に感じられないのも、表現の問題でしょう。

また、元の小説を読んでいた人からは、漫画の表紙や作中のコペルくんの性格に対して違和感を感じるという声もあがっていました。

小説のキャラがそのまま漫画になっていないことが、違和感だということですね。

小説は読み手が想像しながら読んでいきますが、漫画はすでに絵で表現された状態になっています。

その表現が自分の想像や解釈と異なっているため、違和感になっているのでしょう。

このような現象は漫画や小説を実写化した時に、「原作と雰囲気が違う」とか「〇〇役のイメージが違う」などと言われるのと同じことです。

自分のイメージと違っているという感想が多くなった結果、批判という形になってしまっているのですね。

また、大人がもてはやしすぎることに違和感を感じるという人もいました。

この点は先述した「メディアの異常な取り上げ方」にも通じる点ですね。

  • 小説の解釈と漫画の表現が一致しない
  • 小説がそのまま漫画になっていない
  • 大人がもてはやしすぎている

 

【ジブリ映画】君たちはどう生きるかが気持ち悪い?|まとめ

ここまで映画「君たちはどう生きるか」が気持ち悪い、違和感があると言われ、批判されている理由を徹底検証してきました。

  • 批判されているのは、映画ではなく原作の小説と漫画
  • メディアの異常な取り上げ方と否定的な意見が出ないことが気持ち悪い
  • 漫画の表紙のコペルくんの表情に違和感がある
  • 漫画のコペルくんが感情的なことに違和感がある
  • 小説、漫画ともに評価されている
  • 映画の公開は楽しみにしている人が多い

「気持ち悪い」、「違和感がある」という批判は、映画ではなく原作の小説や漫画に対してだと分かりました。

批判されている理由は、小説と漫画で登場人物の性格などが違っていて、小説がそのまま漫画にされていないためです。

漫画や小説を実写化した時に起こる批判と同じだと考えていいと思います。

一方で、映画「君たちはどう生きるか」には、「早く見たい。楽しみ!」という声が多くあがっていましたよ。

以上、「【ジブリ映画】君たちはどう生きるかが気持ち悪い?違和感があると批判の理由を徹底検証!」をお送りしました。