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【ジブリ映画】君たちはどう生きるかのあらすじネタバレ!ナウシカ2続編は本当?

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今回は「【ジブリ映画】君たちはどう生きるかのあらすじネタバレ!ナウシカ2続編は本当?」をお送りします。

2022年12月13日に、スタジオジブリの公式Twitterが一枚の画像を投稿しました。

その画像は宮崎駿監督の最新作『君たちはどう生きるか』のポスタービジュアルでした。

原作、脚本、監督を宮崎駿氏が務めることも明かされ、2023年7月14日公開予定と発表されています。

宮崎駿監督作品としては約10年ぶりの長編アニメ映画ということもあって、ジブリファンを喜ばせました。

ところが最新作の発表後、ネット上では「宮崎駿 新作 ナウシカ2」というキーワードが話題になります。

一体なぜ、宮崎駿監督の新作がナウシカ2だと言われるのでしょうか。

今回は『君たちはどう生きるか』のあらすじやネタバレとともに、ナウシカの続編という噂が本当なのかに迫っていきます!

 

【ジブリ映画】君たちはどう生きるかのあらすじネタバレ

『君たちはどう生きるか』は児童文学者の吉野源三郎氏が書かれている小説で、初版は1937年と戦前の作品です。

そのため、戦後には表現の変更などがなされています。

小説『君たちはどう生きるか』は少年の頃の宮崎駿監督が読んで感動した作品であり、公式Twitterでは「タイトルはお借りしたもの」と明言されていました。

このことからも分かる通り、小説がそのまま映画になっている可能性は低いでしょうね。

しかし、同名の小説の存在を無視することは出来ませんので、小説『君たちはどう生きるか』のあらすじを紹介していきます。

 

君たちはどう生きるか原作本あらすじ

主人公は旧制中学2年(15歳)のコペルくんこと本田潤一です。

父を亡くしたコペルくんは、母の弟つまり叔父の元に引っ越してきます。

成績優秀でスポーツもそつなくこなすコペルくんは、大学教授や医師の息子である同級生に囲まれた学校生活を送っています。

学校生活の中での様々な出来事を、コペルくんは叔父に話していました。

その話を聞いた叔父は、話を聞いて考えたことなどをノートに書いて、コペルくんに伝えていきます。

叔父が書いた内容が”コペルくんに書いたノート”という設定になり、「ものの見方」や社会の構造、関係性などのテーマが語られていきます。

ラストでコペルくんは叔父への返事として、ノートに「自分の将来の生き方」について決意を書き綴ります。

最後は語り手が読み手に対して「君たちは、どう生きるか」とたずねて、話は終わっています。

 

君たちはどう生きるか原作本との違いは?

宮崎駿監督の最新作『君たちはどう生きるか』はオリジナルストーリーだと明らかになっていて、タイトルは作品の中身を表わしているとも言われています。

さらに映画を配給する東宝が新作に関するインタビューで、「若々しいファンタジーになるのでは」という期待を寄せています。

宮崎監督は2013年に長編アニメ製作から退くと発表。2017年に今作の製作が明らかになり、事実上の引退撤回となった。東宝では「2017年から5年間、作り続けた超大作であることは間違いない。1年で一番お客様が集まっていただける夏休みに公開する。老若男女、あらゆる世代に向けて配給していく。多くの方に見ていただきたい。宮崎監督は80歳を超えているが、若々しいファンタジーになるのでは」と期待を寄せた。

引用:宮崎駿監督、10年ぶり新作「君たちはどう生きるか」来年7月14日公開「若々しいファンタジーになるのでは」 : スポーツ報知 (hochi.news)

あらすじを見て分かる通り、小説『君たちはどう生きるか』はファンタジーではありません。

この違いから考えても、映画『君たちはどう生きるか』は小説の映画化ではないと言えるでしょう。

”若々しいファンタジー”という言葉からは、子供や若者が主人公だと想像することが出来ますね。

 

【ジブリ映画】君たちはどう生きるかはナウシカ2続編って本当?

映画『君たちはどう生きるか』がナウシカの続編である可能性はゼロではありません。

ジブリ作品は制作段階で情報が公開されることが多いのですが、今作においては2023年1月上旬現在、タイトルとポスタービジュアル以外の情報はありません。

情報公開に関しては異例となっているため、内容に関する様々な憶測が飛び交う事態になっているのです。

また、宮崎駿監督が引退撤回後の作品が神作になるという傾向も、憶測が過熱する一因です。

その一方で、過去に宮崎駿監督はナウシカの続編は作らないと明言していました。

その発言を知りながらも、続編を期待するファンは数多くいます。

そのため、ファンは原作の残りの内容も映画にするだろうという期待を持ち続けているのです。

 

ナウシカ原作の内容とは?

映画『風の谷のナウシカ』の原作は全7巻59話の長編漫画です。

映画の内容はそのうちの第2巻の前半までをまとめたものになっていて、漫画ではほんの序章にしか過ぎません。

第2巻の後半~第7巻では、腐海や蟲などの未知なる生命との壮大な戦いやナウシカの運命の結末が描かれています。

ナウシカは腐海が世界の浄化装置であり、自分は浄化後の世界では生きられない新人類だと知ります。

生物兵器でトルメキア帝国を滅ぼした土鬼連合は、結果的に自戒の一途をたどることになりました。

そして、ついに巨神兵の復活に手を出してしまいます。

土鬼連合の暴走を食い止めようとしたナウシカはアスベルから秘石を受け取っていたので、巨神兵はナウシカに従順な態度を見せるのです。

巨神兵にオーマと名付けたナウシカは、旧人類が眠る墓地へオーマを向かわせます。

そして、オーマに墓地を破壊するよう指示を出しますが、猛烈な反撃に遭ったオーマは息絶えてしまいました。

息絶えたオーマのそばにしばらくいたナウシカは、オーマが放つ放射能で衰弱していき、相棒のテトは命を落とします。

一命を取り留めたナウシカは、この悲劇を忘れずに生きていく決心をします。

その後のナウシカの消息は不明確で土鬼連合で暮らした後に風の谷へ戻った、森の人の元へと去ったなどと伝えられているという描写だけです。

最後は「語り残したことは多いがひとまずここで、物語は終わることとする」という言葉で締めくくられています。

 

ナウシカの続編どこからどこまで?

ナウシカの続編になるとするならば、現在の世界情勢とも重なって見えるトルメキア帝国と土鬼連合の壮絶な戦いとその結末ではないかと思います。

映画タイトル『君たちはどう生きるか』ともリンクする部分がありますよね。

これまで宮崎駿監督は時代を作品に反映させていたこともあるので、もしナウシカの続編だとすれば現在の世界で大きな問題を組み込むだろうと考えます。

ナウシカを元にしながらも、現在生きている私たちが何について考えるべきなのか、一番大事なものは何かを暗に考えさせる作品になるでしょう。

 

【ジブリ映画】君たちはどう生きるかのあらすじネタバレ!|まとめ

原作、脚本、監督を宮崎駿氏が務め、2023年7月14日公開予定の映画『君たちはどう生きるか』のあらすじ、ネタバレとともに、ナウシカの続編という噂について紹介しました。

  • 映画『君たちはどう生きるか』は”若々しいファンタジー”になると言われている
  • 映画『君たちはどう生きるか』はオリジナルストーリーである
  • 映画『風の谷のナウシカ』は原作漫画の第2巻前半までしか描かれていない
  • 宮崎駿監督はナウシカの続編は作らないと、過去に明言している
  • 映画『君たちはどう生きるか』がナウシカの続編である可能性はゼロではない

映画『君たちはどう生きるか』はオリジナルストーリーだと判明しています。

また、配給会社の東宝は「若々しいファンタジーになるだろう」という期待をされていました。

過去に宮崎駿監督がナウシカの続編は作らないと明言していたので、最新作『君たちはどう生きるか』がナウシカの続編になる可能性は低いと思います。

宮崎駿監督の引退撤回後に制作された作品は神作になる傾向があり、ジブリファンの多くが注目しています。

ナウシカ続編なのかを気にしながら、『君たちはどう生きるか』の新しい情報を待ちましょう!

以上、「【ジブリ映画】君たちはどう生きるかのあらすじネタバレ!ナウシカ2続編は本当?」をお送りしました。