HARUKOMI READING LAB

購入した電子書籍は移せる?取り込み・書き出し・同期の違い

はるコミ編集部 · 公式情報確認:2026年11月6日

「別端末で続きを読める」と「他社アプリへ本を移せる」は同じ機能ではありません。買い替えや複数サービスの併用では、本のファイル、購入権、読書記録を分けて考えましょう。

右を向いて質問する、しおり
しおり
気になること

スマホにダウンロードできれば、別のアプリにも移せる?

図でつかむ「持ち運び」の3つの意味
手元のEPUB・PDF利用権のある自分のファイル
対応アプリへインポート

対応形式とDRMを確認

同じ購入アカウント購入履歴や読書位置
別の端末へ同期

別会社の本棚へ移すことではない

ストアで買った本書店・出版社の条件
ファイルとして保存エクスポート

許可された対象本だけ。全作品ではない

アプリのオフライン保存ができても、購入本のEPUB/PDFを取り出せるとは限りません。

このページで分かること

  • インポートは手元の本を入れること、エクスポートは外へ取り出すこと
  • クラウド同期は通常同じサービス・アカウント内での連携
  • 購入本・読み放題の本・自分で持ち込んだファイルは条件が異なる

取り込み・書き出し・同期の比較

サービス手元の本の取り込み購入本の書き出し同期・読書記録
楽天Kobo(日本)対応eReaderへDRMなしEPUB・PDFをUSB転送可能。アプリ・機種別の対応表を別途確認。日本の利用者はDRM付きファイルのダウンロード不可。DRMなしを含む全作品の汎用出力は断定しない。購入本のKobo同期と、USB持込本を分ける。USB持込は端末内だけ。
Google Play ブックスEPUB・PDFをアップロードして同一アカウントの端末で閲覧。対象本をEPUB・PDF出力。出版社の禁止、レンタル、大容量など例外あり。位置・しおり・ハイライト・メモ。メモ等のDrive/Takeout出力は本の出力と別機能。
Apple BooksMacへ外部EPUB・PDFなどを取り込み可能。ACSMやAZWは対応する別アプリの確認が必要。ストア購入本の汎用ファイル出力を一律可とは確認できず。個別の購入本・提供条件を確認。同じApple AccountとiCloud設定で位置・しおり・メモ等を連携。
Kindle / Send to KindleSend to KindleでEPUB・PDFなどを受け付ける。サービス経由の取込とUSBの直接対応は別。2026年1月20日以降、出版者が許可したDRMなし対象本は購入者向けEPUB・PDF出力。借用本は対象外。Send to Kindleのライブラリー登録設定・端末の対応条件を確認。購入本と個人用文書を区別。

取り込みと書き出しは逆方向の機能

インポートは手元のEPUB・PDFなどをアプリへ追加する操作です。エクスポートは購入先などから外部で利用できるファイルを取り出す操作です。Google Play ブックスはEPUB・PDFのアップロードに対応し、Apple Booksも外部で入手したEPUB・PDFなどを取り込めます。しかし、取り込み可能というだけで、その書店の購入本を外へ自由に出せるとはいえません。

持ち込んだ本が全端末へ同期するとは限らない

たとえば出版社から入手したDRMなしEPUBをKoboへUSB転送した場合、その本は転送先だけに表示され、Koboの通常の同期で他の端末へ配られません。Google Play ブックスへのアップロードなら、同じアカウントで複数端末から読めます。旅行用端末に本がないときは、同期の故障ではなく、保存先の違いかもしれません。

購入本を書き出せるかは作品と地域で確認

Google Play ブックスでは対象本をEPUB・PDFで書き出せますが、出版社が許可しない本、レンタル、大容量ファイルなどは対象外です。

Kindleも一律に書き出し不可とはいえません。KDP公式では2026年1月20日以降、出版者が対象本をDRMなし・ダウンロード可能と設定した場合、購入者がEPUB・PDFを取得できると案内しています。読み放題などの借用本は対象外です。以前からDRMなしだった本でも自動的に対象になるとは限りません。購入前に個別の提供状況を確かめましょう。

公式出典

本体と、メモ・本棚のデータは別々

Apple Booksの読書位置やハイライトは、同じApple Accountと必要なiCloud設定で連携します。Google Play ブックスにはメモをGoogle DriveやTakeoutへ保存する機能もあります。ただし、メモを書き出せても、本や読書位置が他社アプリに復元されるとは限りません。乗り換え前は、本の保存可否と、残したいメモの保存可否を別々に確認するのがおすすめです。

公式の本棚連携という例外もある

BOOK☆WALKERには、BookLive・ブックパスで購入した対象出版社の対象本を連携する仕組みがあります。これは全作品をファイルで移す機能ではなく、条件付きのサービス連携です。解除できないなどの制約もあるため、対象作品・アカウント条件を読んでから設定しましょう。専用アプリ型の書店を比較するときは、汎用ファイル出力と公式本棚連携を別欄にすると実用的です。

実際に確かめる順番

  1. 購入本と、自分で持ち込んだファイルを分けて一覧にする
  2. 公式の書き出し項目と対象作品の条件を確認する
  3. メモ・しおり・本棚分類は本体と別に保存できるか調べる
  4. 新しい端末で開けることを確認してから、旧端末のデータを整理する

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