この記事では、ロッキーポート事件について、現在わかっていることを含めて考察していきます!
ロッキーポート事件は、ルフィたちが各地で修行していた2年の間に起こりました。
これをきっかけに、コビーが英雄と呼ばれるようになります。
しかし、事件の詳しい内容は判明していません。
では、この事件で一体何が起きたのか、キーパーソンであるローや黒ひげの目的も考察していきます!
なお、この記事はワンピース原作1081話までの内容を含みますので、「まだ読んでない」という方はご注意ください!
では早速、見ていきましょう!
目次
ロッキーボード事件の真相とは?

ハチノスを舞台にこの事件は起こります。
この場には黒ひげやコビーだけでなく、トラファルガー・ローもいました。
しかし、事件の具体的な詳細は判明していません。
では、彼らが一体何をしたのか、現在わかっている情報をまとめていきます。
コビーに”英雄”という敬称が与えられる
先述した通り、コビーは事件をきっかけに英雄と呼ばれるようになります。
英雄といえばもう1人、ガープがいましたが、彼はゴッドバレー事件で最強の海賊、ロックスを倒したことにより、敬称が与えられました。
今回の事件も、それに匹敵するような出来事だったのかもしれません。
コビーが英雄と呼ばれる具体的な理由はわかっていませんが、どうやら市民を守ったことが関係しているようです。
また、「オメェのおかげで俺は王直を倒すことができた」と黒ひげが話しています。
市民を守ったことと何か関係があるのでしょうか?
黒ひげがハチノスを統治していた王直を倒す!
この出来事が、事件の内容のメインとなるでしょう。
王直(おうちょく)は、元ロックス海賊団のクルーでした。
しかし、その姿や能力などは明かされておらず、その存在のみが判明している状況。
どうやらその王直という人物が、コビーがいたこともあって、黒ひげに倒されたのだそうです。
黒ひげの目的は、後ほど考察していきます。
トラファルガー・ローが100人の生きた心臓を海軍に渡す
700話で事件の首謀者として紹介されているロー。
彼は海賊の生きた心臓を100個この戦いで集め、それを海軍に送りつけました。
しかし、首謀者として紹介される割に、勝利島で黒ひげと会った時の反応や、心臓を集めるという行動から考えても、黒ひげと王直の件とはあまり関係がなさそうです。
なぜ、彼が大量に心臓を集めたのか、後ほど考察していきます。
ロッキーボード事件でコビー英雄化の理由とは?

なぜコビーは英雄と呼ばれるようになったのでしょうか?
その理由は先述したように、市民を守っていたからです。
しかし、具体的な方法やどういう危険から市民を守ったのかなど、詳細が明らかになっていません。
今後の物語で明かされると考えられます。
コビーの英雄化の謎
- 事件の首謀者はロー。
- 王直は黒ひげに倒される。
- コビーは英雄と称される。
この中で、ローが首謀者であることと、コビーの活躍は世間に知られているものの、この中で最も重要な出来事である黒ひげと王直の件は知られていないように見えます。
ここで、1つの可能性が浮上します。
それは、何らかの情報操作が行われた可能性です。
冷静に考えてみれば、海軍が市民を守るのは当たり前のことであり、別に英雄と称されるほどのことではありません。
誰かがコビーを英雄として仕立て上げ、黒ひげと王直についての情報を伏せるよう、指示したのではないでしょうか?
この事件がどのように報道されたのか、コビーが本当に英雄と称されるようなことをしたのか、これらが分かれば真相が見えてきそうです。
ハチノスに市民がいる理由
ここで1つ、疑問が浮かびます。
それは、海賊たちの島であるハチノスに、市民などいるのかということです。
しかし、戦いの舞台はハチノスであることから、おそらく市民が存在するのでしょう。
ではなぜ、市民がハチノスにいるのでしょうか?
それは、王直という大海賊の影響が考えられます。
王直が作中に登場することはなかったものの、一応ロックス海賊団のクルーでした。
その名前はワンピースの世界で有名な名前でしょう。
そんな大海賊が支配する島に、外敵が近寄ってくる心配はほとんどないわけです。
それにより、ハチノスの離れの部分に市民が住んでいるではないでしょうか?
ロッキーボード事件を起こしたローや黒ひげの目的とは?

この事件のキーパーソンである2人は、何が目的で事件に関与したのでしょうか?
現在判明している情報を踏まえて、考察していきます!
ローの目的はドフラミンゴへの復讐!
ローは海賊の心臓を100個を自ら海軍に渡すことで、王下七武海入りしました。
ではなぜ、ローは王下七武海に入ろうとしたのでしょうか?
おそらく、パンクハザードに侵入するためです。
パンクハザードは、ログポースには反応しない島であるため、どこにあるのかを知るには、海軍から聞き出すしかありませんでした。
王下七武海になったことで、ローはパンクハザードの場所を聞き出す機会を生み、行くことに成功したのではないでしょうか。
ではなぜ、パンクハザードに行く必要があったのか、それは、ドフラミンゴが管轄する、SMILE工場の破壊をするためです。
ドフラミンゴはカイドウとSMILEの取引をする関係だったので、もしドフラミンゴがSMILEを作ることができなくなれば、カイドウの逆鱗に触れることになります。
万が一、そのようなことが起きれば、ドフラミンゴはカイドウに消されます。
まとめると、ローはドフラミンゴが管轄するSMILE工場を破壊し、ドフラミンゴとカイドウとの関係を悪化させるために王下七武海に入ったと考えられます。
ちなみに、ローの復讐はドフラミンゴに恩師のコラソンを殺されたことに対するものです。
結果的に、SMILE工場の破壊に成功し、ドフラミンゴはルフィが倒されたのちにインペルダウンに収監されたので、ローの復讐は成功したと言えるでしょう。
黒ひげの目的はロックスの意思が関係か
かつて、ハチノスはロックスが統治する島でした。
彼の死後、王直が引き継いで島を支配していたのだと思われます。
黒ひげとロックスの関係性については明かされていませんが、何らかの関係があるのではないかと、一部の読者では言われているようです。
王直を退けて、自らが王になるのは、ロックスの意志を継ぎたかったからなのかもしれません。
ここで、ロックスの意志とは、世界の王になること。
現在の世界の王は、表向きは五老星(実際はイム様)となっております。
世界の王に最も近い存在である世界政府上層部を引きずり下ろすことができれば、世界の王になれるでしょう。
現在、黒ひげはハチノスを世界政府加盟国にし、レヴェリーに参加する権利を得ようと企んでいることが、1081話でわかっています。
もしかすると、黒ひげの目的はロックスと同様、世界政府を引きずり下ろすことで、世界の王になることなのかもしれません。
ロッキーボード事件の真相|まとめ

ルフィたちが修行する2人の間で起こったこの事件ですが、物語最終章になった今も詳細は分からぬまま。
作者の尾田先生が実は描き忘れていたのではないかという説もあり、このままではSBS行きになる可能性も否定できません。
ここまで引っ張るのは何か意味があるのか、真相がいつ明かされるのか、気になるところです!
今回は「ロッキーボード事件の真相とは?コビー英雄化の理由とローや黒ひげの目的を考察」と題して、お送りしました!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!