- パシフィスタとは何なのか
- くまが人間平気になった理由
- くまの今後について考察
2年前のシャボンディ諸島編から登場しているパシフィスタ(PX)。
最新話のエッグヘッド編では、当時のものよりも数倍強いものがいくつも量産されています。
この兵器のモデルとして最も深く関わっている人物といえば、バーソロミュー・くま。
彼は人間兵器になってしまいましたが、なぜこのような数奇な運命を迎えたのでしょうか?
現在わかっている情報をまとめつつ、くまやパシフィスタの今後についても考察していこうと思います。
なお、この記事は1091話までの内容を含みますので、「まだ読んでない!」という方はご注意ください!
では早速、見ていきましょう!
目次
パシフィスタとくまの違いなに?

この兵器は戦桃丸が司令塔として、動いているのですが、見た目は革命軍くまに似ています。
パシフィスタとくまは、何が違うのでしょうか?
まず、パシフィスタが何なのかについて、見ていきましょう。
一言で言うと、パシフィスタとは、くまと黄猿のハイブリッドでできた兵器のことです。
身体の形は耐久力はくまをモチーフにしていますが、手や口から出す光線は、黄猿のピカピカの実をモチーフにしています。
なぜ、革命軍であるくまの姿をした人間兵器が、海軍に使われているのかについては、後ほど解説していきます。
この兵器は、初登場時から現在に至るまで大幅な進化を伴ってきました。
ではこれから、これまでに登場した海軍の兵器について、見ていこうと思います。
旧パシフィスタの性能
2年前のパシフィスタ(PX-Ⅰ)は、まだプロトタイプで不完全なものでした。
それにも関わらず、当時の最悪の世代から見てかなりの強敵でした。
懸賞金3億前後だったルフィ、ロー、キッドでも、1体を倒すのがやっとでした。
それだけPX-Ⅰは強く、並の海賊では到底倒せない兵器だったということです。
しかし、覇気を纏って帰ってきた2年後のルフィは、JETピストル一撃で破壊し、その場にいた海賊たちを驚かせていました。
以上より、覇気を纏っていることが、PX-Ⅰを容易に倒すことができる必要条件なのかもしれませんね。
現在のパシフィスタの性能
最新話(1090話)で登場したパシフィスタは、PX-Ⅲ(マーク3)といい、プロトタイプだった頃のものとは桁違いに強くなっています。
そもそも、プロトタイプの時点で、3億ベリーの賞金首である海賊たちがやっと倒せるほどの実力であったため、PX-Ⅲを倒せる人物は限られているでしょう。
おそらく、海軍中将の中でも上位に並ぶ実力者が、やっと倒せるほどの強さではないでしょうか?
現在、研究所の外では作中で初登場した中将たちが、PX-Ⅲを相手にしています。
この戦いでPX-Ⅲがどれほどのものなのか、より明らかになるでしょう。
セラフィムとは?
ワノ国編終了後に海軍が使用を始めたセラフィム。
これは一体どんな兵器なのでしょうか?
セラフィムはパシフィスタの一種であり、悪魔の実の能力者の血統因子を利用して作られたものです。
これらはとても強力であり、四皇である黒ひげやルフィもあまりの強さに驚いていました。
現在登場しているのは頂上戦争時の王下七武海7人のセラフィムであり、その中にくまをモデルにしたS・ベアもいます。
くまはなぜ人間兵器となったのか?

くまが人間兵器になった理由については、明らかになっていません。
ただし、現在わかっている情報を元に、いくつか仮説を立てることができます。
これから、くまが人間兵器になった真相について考察していこうと思います。
くまは自ら人間兵器へと志願した?
1092話の回想シーンで明らかになりましたが、どうやら赤犬が言うには、くまは自ら人間兵器になることを志願したのだそう。
つまり、海軍や世界政府に捕えられ、人間兵器に改造されたわけではないようです。
となると、くまには何らかの目的があったのでしょう。
くまの人間兵器化の原因はボニー?
くまが人間兵器になった理由として最も有力なのは、ボニーを守るためです。
ボニーはくまの実の娘です。
海軍や世界政府に何かを脅された結果、人間兵器にならざるを得ない状況にあったのかもしれません。
原作595話で、赤犬が「お前が政府から逃げたときはヒヤリとした」という趣旨のことをボニーに話していることからも、世界政府に捕らわれていた可能性は高そうです。
ボニーと世界政府に何があったのか、その真相にくまが人間兵器になった理由が隠されている可能性は十分に考えられるでしょう。
くまが人間兵器になることは革命軍公認?
くまが人間兵器になることを、革命軍は許したのでしょうか?
結論から言うと、その可能性はゼロに近いと思います。
というのも、頂上戦争時に革命軍幹部であるイワンコフは、くまが人造人間になったこと、自我を失っていることを知りませんでした。
幹部レベルの人間でも知らなかったということは、革命軍総長のドラゴンでさえ、知らなかった可能性は高いです。
くまが自我を取り戻すことはできるのか?

現在、世界最強の奴隷PX-0として天竜人に扱われているくま。
彼は自我を取り戻すことができるのでしょうか?
ワンピース1092話にて、くまは突然、マリージョアから逃げようとしていました。
その時に赤犬と対峙するのですが、赤犬の攻撃にくまは痛みを感じているように見えます。
突然マリージョアから逃げようとしたことと、痛みを感じていると思われるシーンから、くまは少しずつ自我を取り戻してきているのだと思われます。
どんなに攻撃されようと、ただ逃げることに専念している彼の様子を見ると、まだ機械のように見える部分はありますが、今後の物語でくまの自我が完全に戻るのかもしれませんね!
ボニーはエッグヘッドで何を見た?
ワンピース1072話で、エッグヘッドの研究所内にあったくまの記憶をボニーは見ました。
この記憶は、どうやらボニーの幼少期の頃の記憶のようです。
くまのニキュニキュの実の能力は、痛みを抜き取るだけでなく、記憶を抜きとることもできるのかもしれません。
もしそうだとすれば、ボニーが記憶を抜き取られていたとしても不思議ではありません。
つまり、ボニーが研究所内で見たこの記憶は、ボニーが覚えていたはずの記憶である可能性があります。
また、1090話でボニーが先日とは見違えるほどに元気になっていることから、彼女の見た記憶の中に、くまを元に戻すヒントがあったのかもしれませんね!
今後のボニーの行動に注目ですね!
パシフィスタとくまの違いなに?|まとめ

ここまで、パシフィスタとくまについて見てきました!
2年という短いスパンでも、パシフィスタはどんどん進化しているようです。
現在登場しているものでも、大抵の海賊は倒せてしまうほどの性能ですが、これからもまだまだ成長していくのでしょうか?
また、原作1092話で突然起きたマリージョア逃亡事件で、くまの自我が復活してきている可能性が出てきました。
自らの意思で人間兵器になった可能性は高いくまですが、人間兵器にしたのはベガパンクです。
もしかすると、ベガパンクは自我を戻す方法を残しているのかもしれません。
今後くまの自我が元に戻るのか、期待が高まります!
というわけで、今回は「パシフィスタとくまの違いなに?なぜ人間兵器となったのかを徹底解説」をお送りしました!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!