密かに人気が高まっている漫画「王の獣~掩蔽のアルカナ~」。
作品自体はまだ完結しておらず、物語は新たな展開が起こりそうな雰囲気がありますが、今回は王の獣の最終巻の内容を考察したいと思います。
最終巻の内容を予測する上で、ストーリーのネタバレが起こってしまいますが、ご容赦ください。
流石に、ネタバレなしで予想をするのは色々難しいですので!
それでは、今までの内容をおさらいしながら結末の考察をしていきましょう!
目次
王の獣|最終巻結末ネタバレ!
最終巻結末で絶対必須!!と思うのが天耀と藍月の結婚です。
少女漫画ですし、天耀と藍月が夫婦とならない結末はありえませんよね。
それは置いておいて、気になるのが2人の立場です。
作品の冒頭のあたりで天耀は皇帝になると藍月に宣言していますが、状況が代わり有耶無耶になっています。
また、亜人としては初の武官となった藍月は武官の他にも「亜人初」をになってほしいのですが、一体どのような内容になるのか!
考察していきましょう。
蘇月は最後死亡する?
王の獣、13巻で上がっていた戦争の話題で、一部の読者から蘇月の死亡フラグなのでは?と話が上がっています。
実際に個人的な予想では、蘇月はこの戦争で死んでしまうのではないかと思っています。
その理由の1つは藤間麗先生の作品であるということ。
黎明のアルカナでもそうでしたが、主人公ナカバとずっと一緒にいた大切な家族であるロキが死んでいます。
それもふまえ、主人公(藍月)にとって片割れである存在(蘇月)は主人公に大きな影響力を残して死んでしまうのではないかと思います。
まだ戦争が起こるかどうかもちゃんとわかっていない状態でこんな話をするのもおかしいのですが、蘇月の死によって藍月がどう変わるのか、きっと重要なポイントになるのではないでしょうか?
天耀は皇帝の座につく?
既にお伝えもしていますが、天耀は藍月に自分は皇帝になることを宣言しています。
もちろんあの頃とは状況が変わり、蘇月は生きていましたし、関係が良くなかった皇子達は力をあわせることができるようになりました。
そして、1番大きな成果であろう、亜人の差別化をなくすこと。
まだ完全に取り除けたとは言い難いですが、自由に職を選べる権利を得たことは大きな一歩であると思います。
となると、天耀が最初に宣言していた皇帝にならなくても良いのでは?と思ってしまいました。
とはいえ、個人的には天耀には王の獣最終巻では皇帝になっていると思います。
現在の皇帝である第一皇子の旺眞は病弱でなにかをきっかけに、病に伏せてしまい、新しい皇帝を決める際に天耀が選ばれると思うからです。
主人公である藍月の相手なのですから、1番にならなければですね!
藍月は亜人初の皇后になるのか?
ストーリー的になって欲しい!
そして藍月の名を初の亜人皇后として歴史に刻んでほしいです!
藍月を初の亜人皇后にするためには天耀も頑張らなければなのですが、どうなのですかね?
是非藍月にはめちゃくちゃ強くてかっこいい皇后になって欲しいと思います。
ちなみに、最終話では天耀との子供で亜人と人間が両方産まれてかわいい絵を見たいです!
藍月と天耀のラブシーンある?
やっぱりなんといっても藍月と天耀のベッドシーンみたいですよね!
純愛で来つつも、イチャイチャしたそうな二人!
イチャイチャが見たい読者!!
濃厚すぎるくらいのものが欲しい!という方もいれば、ちょっと見え隠れするくらいのシーンを描いてほしい!という方もいるでしょう。
今後、どんなシーンで二人のラブラブなシーンが描写されるか分かりませんが、ぜひ一度は見たいところですね。
王の獣|全巻あらすじ紹介
唐突に考察をしてしまいましたが、ここからは既に発売されている巻のご紹介をしていきますよ!
考察だけでは作品の良さがいまいちわからないという方にご紹介していきたいと思います。
王の獣は双子の弟である蘇月が天耀に殺されたと噂を聞いた所から始まります。
その噂を聞いた藍月は女であることをやめ、復讐を誓い皇宮に行くために男として過ごします。
いざ、天耀に聞くと蘇月を殺したのは自分ではないと言いました。
2人は蘇月を殺した犯人を探すため、3人の兄皇子と接点を持ち始めました…
蘇月を殺したのは誰?
蘇月を殺した犯人を探すため、天耀はまず兄皇子達に会わせました。
第一皇子の旺眞は病弱であり国の正しいあり方について諦め、自身の従獣にもあきられていました。
第二皇子の麗雲は芸術を好み飄々としており、楽しく生きていられればそれで良いと考えています。
2人には野望がなく、天耀と敵対し蘇月を殺す理由がないと判断しました。
第三皇子である江凱は天耀と同様何事にも特化しており、野心家で常日頃から天耀に対してライバル意識を持っていました。
そのことから太博は江凱が疑わしいと藍月に伝えます。
しかし実際は江凱の従獣である墨が蘇月を攻撃したのは事実でしたが、蘇月は生きている可能性が高いと、墨は自身の能力を頼りに藍月達に話しました。
蘇月救出大作戦!藍月が女装姿に
妹である璃琳より、蘇月は後宮に幽閉されている可能性が高いことが判明し、後宮に潜入することになりました。
しかし、後宮とは皇帝以外は女性のみが入る事のできる皇帝のハーレム的な場所。
男性として天耀に仕えている藍月はそのまま後宮に立ち入ることはできませんでした。
そのため、璃琳の協力で女性の姿となり潜入に成功。
その後皇帝とその従獣により邪魔が入ったり、藍月の能力が露見したりといろいろありましたが、無事蘇月を救出することに成功。
幼い頃、離れ離れになってしまった双子は再会を果たしたのでした。
皇宮を出て藍月が見て触れた世界
元々天耀の従獣は蘇月であり、自分は女である身分を隠して従獣になったことから、蘇月に天耀の従獣の立場を返しました。
そして藍月は、生きていくのに十分な土地と亜人としての差別を受けないための特別な権利を手に皇宮を出ました。
皇宮を出てまっすぐもらった土地に行くのではなく、藍月はその土地まで寄り道しながら進みました。
監視役として一緒に来ていた逞牙は藍月へご飯は娼館に行くことを勧めます。
娼館というとどうしてもイメージが悪いですが、実は超絶品の食事をいただけることが判明。
亜人であっても楽しそうに生きている彼女達に亜人の可能性を感じたのでした。
初の亜人武官の誕生
藍月が皇宮を出て天耀が行ったのは国民間での亜人に対する差別をなくすための政策でした。
手始めに行ったのは亜人の職を自由に選択する権利です。
亜人の男性は兵士に、女性は風俗嬢になることが決まっていたのですが、この法を撤回し亜人に職業を自由に選べることを発表しました。
しかし、法律を変えたからといって、当然すぐに国の亜人を蔑む風習が変わるわけはありません。
そのため、藍月は国中の亜人へのきっかけとなるべく武官を目指します。
無事試験に合格し天耀の護衛として藍月は天耀の護衛として戻ってきたのです。
亜人へ職の自由選択を許したことにより…
一見完璧に見える亜人への職の選択の権利。
すぐにとは言わずとも、今後国内の亜人達は確実に感謝をする政策だと思います。
しかし、それにより国外は黙っていませんでした。
それは、天耀の国の亜人が自由になることで自身の国の亜人も調子にのってしまうことを恐れているとのことです。
亜人の自由化をすることによって戦争が起きると予想し、準備を始めた所で現在の単行本で読めるストーリーが最後となっています。
王の獣|最終巻結末ネタバレ!|まとめ
今回は、『王の獣』ネタバレ情報をお届けしました♪
王の獣についてネタバレしたストーリーもそうですが、最終巻の考察は皆さんが思っている近いもでしたか?
最終巻が気になりすぎて考察をしまくりました。
個人的に1番気になるのは、やはり蘇月の生死についてです!
蘇月には死んではほしくないですし、ずっと幽閉され傷つけられてきた蘇月だからこそ、藍月のように幸せになって欲しいと望んでしまいます。
初めて王の獣のストーリーをこの記事で知った方には、ぜひ美しいイラストと登場人物のやり取り、心情を読んでもらいたいというのが、一ファンの想いです!
こればっかりはネタバレではお届けできないところ!
読んでみよう!と思った方は、ぜひ一巻からチェックしてくださいね。