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メイドインアビス

メイドインアビスのワズキャンとボンドルドは似てる?目的や伏せんを考察

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メイドインアビスの中でも、特にインパクトの強いキャラクター「ワズキャン」と「ボンドルド」。

ワズキャンは、アニメ2期に出てきたなれ果て村の三賢という立場ですね。

そして、ボンドルド(ボ卿)は、映画に登場した現在の白笛でありプルシュカの「パパ」でした。

この2人が似ているという声が多く上がっているのですが、どんな部分が似ているのでしょうか。

また、それぞれの目的やいまだに明らかになっていない伏せんがあるようです。

今回は、以下について考察していきたいと思います。

  • ワズキャンとボンドルドが似ている点
  • ワズキャンの目的とボンドルドの目的を比べてみる
  • ワズキャンとボンドルドが残した伏せんは何か?

メイドインアビスの中でも、特に曲者の2人が今後リコたちにどんな影響を与えるのか、気になりますね!

ぜひ最後までお付き合いください!

 

メイドインアビスのワズキャンとボンドルドは似てる?

メイドインアビスの困った大人たちと言えば、ワズキャンとボンドルド。

この2人が「似ている」と言われるのはどんなところでしょうか?

 

先導力が似ている

ワズキャンは、ガンジャ隊のトップです。

おそらくこのガンジャ隊は、ワズキャンが作ったのではないでしょうか?

三賢のべラフも、ワズキャンの神がかりな予知能力だけでなく、迷いのない行動や思考、誰にも揺さぶられない姿に惹かれたようでした。

ヴエコもまた、ワズキャンの言葉に安心する姿が多く、その力強く暖かい言葉に励まされていました。

ガンジャ隊は、航海中に荒波に遭うまでは複数の船を先導していました。

思うに、100名以上の隊員がいたのではないかと思われます。

それほど、ワズキャンの魅力に惹かれて共に航海したい、ついていきたいと感じた人が多かったんでしょうね。

対してボンドルドは、白笛を得たことで地上の街オースの人々には特別な存在の1人として讃えられていましたが、実際は、自分を白笛にするかなり特殊な探窟家です。

その行為は自己犠牲ではなく、ゾアホリックのおかげで「自分の意識さえあれば何度でも自分に戻れる」という強い確信の中で行われたことでした。

黒笛でリコと仲良しのハボさん(ハボルグ)は、そんなボンドルドを間近にして「あいつは人じゃねぇ。アビスの底にいるのは、あんな怪物なんじゃねぇかな」と言っていました。

それでもボンドルドには、多くの部下がついています。

ボンドルドの柔らかい話し方からして、特に無理じいをするような方法で誘ってはいないんだろうなと感じました。

大規模探窟でも、きちんと足並みを揃えられる黒笛や、いきすぎたボンドルドの行動に物申す部下もいます。

おそらく、「黎明卿 新しきボンドルド」といわれた所以である「誰も成し遂げられなかったことを次々と実現し、探窟家の未来を明るくした」ボンドルドの成果が、アビスを目指す探窟家にとって、眩しくその好奇心をくすぐる存在だったのではないでしょうか。

そして、どちらも「引き返せないところまで気づかないうちに引きずり込む」のもうまいですね。

 

求心力が似ている

ワズキャンは、「黄金郷」を目指してガンジャ隊を結成し、旅に出ました。

「ふるさとに追い出され、行き場のない者たちにとって望郷となる場所」を追い求め、とうとうアビスの6層まで辿り着き、一つの村を作り上げました。

しかし、リコが指摘した通り、彼は自分の冒険はこの村を作ることが最終地点ではなかったのです。

未だ、その先にあるアビスの底が見てみたいと願い、しぶとく150年もの間、自分を理解し探究心が止まらない人物を待っていたのです。

自分を連れて器となり冒険する人を探していました

なり果てになっても、外に出られなくてもできる範囲で待ち望み、準備し続けていたのは、もはや憧れだけでなく執念に近いものだったのかもしれないですね。

対してボンドルドは、ゾアホリックを利用することで、自分の体が尽きてしまっても自分自身が誰かに宿ってさえいれば、自分の力で目標達成のために歩み続けることができるという状況を作り上げました。

どんな方法を使っても、地道にコツコツと研究を重ね続け、必ずアビスの呪いを克服し、奈落の底まで辿り着きたい、そしてその成果を地上へ持っていきたいと考えていたのでしょう。

彼もまた、執念に近い思いで、研究を重ね続け、どんなに邪魔が入ろうともやり遂げようとする姿勢を崩しませんでした。

 

ワンフォーオール精神が似ている

スポーツでよく使われる「ワンフォーオール、オールフォーワン」(ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために)という言葉がありますが、ワズキャンもボンドルドもこれに近い精神を持ち合わせているような気がします。

ワズキャンは、イルミューイがその体やこどもを犠牲にすることで、生き残った全てのメンバーが助かることを望みました。

また、移動中に自らから残したいメンバー(べラフ)を担ぎ上げ、べラフがなれ果て村の真髄のひとつとなるよう仕向けたのです。

  • 「イルミューイのおかげでみんなのふるさとができた
  • みんなの生気のおかげでイルミューイは生かされてヴエコと一緒にいられた

という、なんとも都合の良い解釈の上で成り立つ精神だなぁと感じた次第です。

対してボンドルドは、まず自分の最初の肉体が死んで白笛になることで、2人目以降の自分に思いを託したのです。

そして、多くの祈手(アンブラハンズ)は自分の後釜であり自分。

全ての実験台となる人たちは、目的達成のための協力者。

そして、その目的「アビスの呪いを克服すること」は、多くの探窟家をアビスの底へ導く者です。

そして、人類にとっての大きな発見につながるという考えですね。

まさに、ワンフォーオール(ひとりは人類のために)であり、オールフォーワン(全ての実験台や祈手は自分のために)ですね。

命をかけた奉仕とも言えます。

 

ワズキャンとボンドルドの違いは?

ワズキャンとボンドルドの違いは、「人に対しての思い」ではないでしょうか。

ワズキャンは、イルミューイの願いが叶ったとこを喜びながら、ガンジャ隊の生き残ったメンバーが生きていく場所を作ることに成功しました。

ワズキャンは、誰かを傷つけていることよりも、彼らが一身に欲しがっているものを手に入れ、臨んだ「幸せ」の中で生かすことに成功しました。

そして、自分の思考を隠すことに必死になり、仮面をかぶって周りに合わせることが上手です。

ワズキャンは、そうして場を取り繕いながら裏で自分の予知した未来に備えて動いていたのではないでしょうか。

対してボンドルドは、アビスの呪いを克服することで、多くの探窟家が手に入れられなかった「アビスを自由に行き来する能力」を手に入れることに全力を注いでいます。

人体実験を繰り返し、他人への配慮は一切無用

気遣うような言葉も全て自分のために向けられたものです。

つまり、ボンドルドは自分の欲に誠実で、それを取り繕うことをしない非常に素直な人なのかもしれないですね。

 

メイドインアビスのワズキャンとボンドルドの目的や伏せんを考察

ここでは、ワズキャンとボンドルドの目的や今後の展開に関わる伏せんをまとめていきたいと思います。

どちらもリコたちに看破された大人たちですが、彼らは全く折れない精神をお持ちのようで、最後まで言い残していきました。

散りばめられたワズキャンとボンドルドの言葉は、リコたちにどんな影響を与えて、この後のどんな展開を予想していたのでしょうか。

 

ワズキャンの目的

ワズキャンは「冒険家」です。

海を渡って、遠い海外から言い伝えられていた黄金郷を探しにガンジャ隊を結成して旅をしていました。

そして、とうとうアビスを見つけて、ここでも犠牲を払いながら6層まで降りてきました。

しかし、黄金郷は何もないところで、自分達で村を作るしかなかったのです。

ただ、ワズキャンはこの先の旅路を諦めることはせず、どんな手段を使ってでもその先へ行こうと考えていました。

 

ワズキャンの伏せん

ワズキャンは、リコにこのように言い当てられていました。

私に「欲望の揺籠」を使わせて

この村のヒトたちを

もう一度冒険にでられるようにするつもり?

・・・

あなたは「やるだけやる」ヒトだって聞いたから

つまり、どんな手を使ってでも冒険の続きをしようと考えているんですね。

しかし、150年もの間待っていられたのでしょうか?

なれ果て村の中で暮らせば、出られなくなることは分かっていたことです。

ワズキャンは、

選ぶのは挑む者たちだけなんだ

と言っていますが、これは自分も例外ではありません。

ワズキャンもまた、「挑む者」なのですから。

そして、11巻で登場した神秘卿スラージョの仲間「呪詛船団」(ヘイルヘックス)に登場した仲間の1人がワズキャンにそっくりでした。

ファンの間では、ワズキャンが生きてた?!と話題になりましたが、名前も明かされていないですし、リコたちも何も触れていません。

(驚いているようには見えましたが・・)

ただ、ヘイルヘックスの1人はリコたちに「魂ってあると思うか?」と聞きました。

まるで、彼はそれを目撃したようです。

ワズキャンの伏せんとなる言葉はもう一つあります。

ワズキャンが消える前に言った言葉

望郷を旅の先に待つ奈落の子供たち

叶わない夢より恐ろしいものが黄金の先で待つ

まるで、一度自分が行ってきたみたいですね。

もうそうだとして、ワズキャンは何をみたのでしょうか?

そして、どうして仲間たちをそこ(底)へ連れていきたかったのでしょうか?

 

ボンドルドの目的

ボンドルドは、「次の2000年問題」に対して準備が整ったと話していました。

つまり、次の2000年がもうすぐきて、何かが起こる。

その2000年問題に対して対処する方法ができたということなんでしょう。

ボンドルドは、アビスの呪いを克服することは、すなわち2000年問題を解決する策だと考えたのだと思います。

しかし、一筋の光が見えただけで、ボンドルド自身が克服方法を得られたわけではありません。

カートリッジを作り続けることもできないでしょう。

そう言った意味で、未だにボンドルドは、この目的のために実験を続けているのだろうと思われます。

 

ボンドルドの伏せん

ボンドルドの伏せんはなんでしょうか。

虫の大群の時にであったアンブラハムが言っていた

彼の方は今はいない

層を跨ぐやり方は不都合が出やすい

ということから、いく人もの自分は、層を跨ぐと脆く崩れ去る肉体でしかないと言えるのではないでしょうか。

また、亡くなる直前にナナチに残した言葉で、

あなた方に溢れんばかりの呪いと祝福を

と告げました。

それは、ナナチを愛しんだボンドルドの最後の贈り物のようでした。

さらに、リコたちがラストダイブに挑む時、

闇すらも及ばぬ深海に

その身を捧げ挑む者たちに

アビスは全てを捧げると言います

と言ってます。

アビスは、何を捧げてくれるのでしょう。

なぜその言葉が言い伝えられているのでしょうか。

ボンドルドは、誰よりもアビス信仰が強いと言えますが、それ以上に実際に見てきた誰かから聞いたのではないかとも思わされてしまいますね。

 

メイドインアビスのワズキャンとボンドルドは似てる?目的や伏せんを考察|まとめ

いかがでしたか?

メイドインアビスのファンの間では、度々ワズキャンとボ卿(ボンドルド)が比べられることが多いです。

それぞれのやり方や考え方に共感を持った人も意外と多いんです。

そんな2人の共通点と違い、これから先につながる伏せんを、独自目線で考察してみました。

楽しんでいただけたでしょうか?

今回は、「メイドインアビスのワズキャンとボンドルドは似てる?目的や伏せんを考察」をお送りしました。

最後までお読みいただきありがとうございます。

ABOUT ME
ハル
千葉在住 子どもたちを溺愛しながらも、育児に苦悩する日々です ニックネームは愛犬から拝借♪
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