常磐クジラ先生原作の「エリスの聖杯」。
誠実という言葉を意識しながら生きてきた素朴な少女「コンスタンス・グレイル」と悪女として名高い10年前に処刑された「スカーレット・カスティエル」の2人によって紡がれる物語となっています。
今回はエリスの聖杯のネタバレをしつつ、結末になると思われるスカーレットを罠にはめた犯人について考察をして行こうと思います。
またあわせてエリスの聖杯を無料で読む方法をご紹介していきますので、ぜひ最後まで読んでくださいね！
まずは、エリスの聖杯のネタバレでストーリーを紹介しつつ結末を予想して見ましょう！
目次
エリスの聖杯ネタバレ結末！
10年前、親に内緒でこっそりと遊びにサンマルクス広場に行ってしまったコンスタンス。
そこで見たのは当時悪女と名高いスカーレットの処刑でした。
時は戻り現在、コンスタンスは舞踏会での婚約者ニールの浮気により既に幽霊と化しているスカーレットに出会い、スカーレットの助けによってニールの粛清に成功。
それをきっかけにコンスタンスはスカーレットをはめた人間を陥れる手伝いを行うことになりました。
既に事件から10年経っている今、何ができるのか？
コンスタンスの優しさと、スカーレットの能力の高さが繰り広げるエリスの聖杯のネタバレをしていきます！
悪名高いスカーレットの本当の性格は？
スカーレットの婚約者である皇太子の恋人、セシリアに毒を盛った疑いにより処刑されてしまったスカーレット。
しかし、実際はスカーレットに心酔していたアイシャによるものでした。
そもそも、スカーレットの本質を知っている知り合いからは、スカーレットがこんな小賢しい真似をするわけがないと話しており、実はスカーレットはとても人望の厚い人だったのでは？と思ってしまうシーンもありました。
とはいえ、傲慢で強気な態度は彼女の本来の性格であり、コンスタンスでも知っているような噂の殆どは、実際にスカーレットがセシリアに対して行ったいじめだったようです。
侯爵令嬢という高い身分と、美しさ、頭のキレの良さ、そして何より唯一無二の輝きを放つ彼女だからこそ、黙認されていた行いであったと言えます。
コンスタンスの誠実がもっとうのグレイル家を裏切る決意
ニールへの断罪によりコンスタンスの周りが動き出します。
スカーレットの罪の真実を探るべく、以前彼女と関わりのあったエミリアが主催する夜会の招待に応じます。
そこで手にした情報は、仮面舞踏会の存在です。
そしてグレイル家にはニールと婚約を解消したことにより残った借金の返済がありました。
借金の返済のために誠実な父が領地にもどり、借金をきっかけに弟のレイリは暴力を受けます。
世の中の理不尽さに、誠実に生きても誰も助けてくれないことを身にしみたコンスタンス。
誠実に生きることをやめ、スカーレット処刑事件の真相を求めます。
新たな婚約者ランドルフとは契約婚約？！
スカーレットの親友とも言われていたリリィが残した情報を手に入れるため、リリィが建てた協会に向かい、ランドルフ・アルスターに出会います。
スカーレットの過去の知り合いであり、スカーレットはランドルフのことが苦手な様子。
ランドルフはコンスタンスの不可解な行動を見守るため、契約婚約を申し出ました。
ランドルフはグレイル家の借金も返し、コンスタンスはランドルフに来るお見合い避けになる、そしてふたりともスカーレットのはめられたことを探すという利害が一致したため婚約をすることに。
当初はまだ、スカーレットが傍にいることを伝えていませんでしたが、ストーリーが進むに連れて、スカーレットの存在、そして現在もっている情報をランドルフに話しました。
同時にコンスタンスとランドルフの心の距離も近づいてきている雰囲気も描写されていましたね。
嘘ばかり書く野心家アメリア・ポップス
自分の野心に従いすぎて、信じたいものだけを信じドラマみたいなストーリーを組み立てるアメリア。
その過激さに一部ファンがついているようですが、記事の内容に信憑性はあまりなく、持っている情報をストーリー仕立てにしているようです。
コンスタンスはニール断罪について、出会っただけで何も答えていないにも関わらず、ないことを書かれていたことも。
11巻ではそのやらかし癖から、ゴシップの担当ではなくなったが、この人事について不満を持っていました。
ただの新聞記者でしかないのですが、今後深く関わってくる予感のあるキャラクターです。
幻覚剤ジャッカルの楽園とは？
10年前は普通に使われていた、幻覚剤のジャッカルの楽園。
副作用も少なく、多くの貴族が利用されていたと話していますが、つい先日エミリアの夜会でもジャッカルの楽園が渡されていましたね。
しかしコンスタンスが生きている現在では、国で幻覚剤の取締をしていました。
そんなジャッカルの楽園ですが、今もまだ一部の貴族が購入しているのか、商人がそのように話していましたね。
スカーレットが捕まった時に利用されたのもジャッカルの楽園だったみたいですし、必ず今後も重要なアイテムとして話されると思います。
王太子妃セシリアは何者？
スカーレットから皇太子を奪い皇太子妃の立場を奪ったセシリア。
一見可愛い雰囲気なのですが、裏に恐ろしい顔を持っています。
更にランドルフ立ちが追っている、犯罪組織「暁の鶏」の一員であり、皇太子妃となったのも、組織のためで皇太子への好意から来ているものではなかったとのこと。
スカーレットをはめた人間として最有力候補であったのですが、作中で事件にスカーレットがこの程度でやられるわけないと行っていました。
そんな状態の皇太子妃がスカーレットをはめたというのは、考えにくいです。
エリスの聖杯スカーレットをはめた犯人は誰？
では、早速スカーレットをはめた存在が誰なのかを予想していきたいと思います。
とはいえ、正直まだまだ判断ができない状態ですね。
セシリアは、スカーレットの死により起こってしまった変化に不満を持っていたようですし、現状で考えられる可能性といえば、アメリアくらいしか思いつきません。
しかし過激なライターとはいえ、所詮平民の新聞記者さん。
一応1番の可能性と考えられるのですが、アメリアだとは思いますが、たかが平民が貴族の招待に呼ばれるのか？
普通は呼ばれることはないでしょう。
ですので、もしアメリアが参加をしていても、大丈夫ですね、、
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エリスの聖杯ネタバレ結末！｜まとめ
エリスの聖杯についてネタバレや完結の予想をあわせてお話しましたが、いかがでしたか？
スカーレットをはめた相手を探しているはずが、いつの間にか壮大な話になっているようです。
実際に、これまでのトラブルは全て繋がっているとスカーレットも予想していましたし不可解なことが連続で起こっています。
スカーレット曰く10年間ずっと続いているということですので、スカーレットに対する恨みとかではなく、スカーレットを歯車の一部としか思っていないということなのかもしれません。
まだまだ色々なキャラクターが出て真相がわかり結末に達するには時間がかかりそうですが、楽しく追っていきたいと思います！
その時はまた改めて、エリスの聖杯のネタバレをしますね！
