少年漫画【チェンソーマン】は藤本タツキ先生によってジャンプにて連載されている漫画で、2022年10月放送のアニメも話題になりました!
原作漫画は第一部と第二部に分かれており、現在は「少年ジャンプ+」にて第二部が連載中。
順調そうな【チェンソーマン】ですが、実は第二部が始まってから読者から「つまらない」「意味不明」といった感想が相次いでいます。
なぜ第二部になってから読者から否定的な口コミが出てきてしまったのか?その理由を徹底解説していきます!
目次
チェンソーマン二部はつまらない?
チェンソーマンの第二部は、第一部が連載終了してから1年後に開始されています。
多くの読者が待ち望んでいた続編ですが、実は舞台設定などががらりと変わっており、第一部の世界観を期待していた読者にとっては予想と違ったものになっています。
また、メタ的な点をいうと、藤本タツキ先生の作業チームも変化しており、これが作画に影響が出ていることも指摘されています。
それぞれのポイントについて、詳しく解説していきます!
理由①:主人公の変更
まず第二部で一番大きいのは、主人公が交代していることです。
アニメ化もあってチェンソーマン=デンジなイメージが強いため、面食らった方も多いのではないでしょうか。
しかもポイントとして大きいのが、第一部の主人公・デンジと第二部の主人公・三鷹アサは正反対のキャラクターであるということです。
デンジはジャンプらしい王道主人公で、少し抜けてるところがあるけど直球で行動派、仲間想いで思わぬ突破力を見せることがあります、
それに対して三鷹アサは基本的に不愛想、表情もいつも仏頂面です。
性格も基本ネガティブで優柔不断であり、なかなか主人公らしい働きを見せることができません。
読者によっては三鷹アサのほうが共感がわいて面白いかもしれませんが、第一部からデンジを軸に楽しんできた方にとってはギャップが大きく、つまらなく感じてしまうかもしれません。
理由②:作画の変化
【チェンソーマン】の醍醐味と言えば、ド迫力で生々しいバトルシーンの描写でした!
そのバトルシーンの大部分を担当していたのが、当時藤本タツキ先生のアシスタントをしていのが龍幸伸先生でした。
しかしその龍幸伸先生が自身の漫画【ダンダダン】でデビューされたため、アシスタントから抜けてしまいました。
これにより、醍醐味であったシーンの画力が落ちたと感じ、つまらなくなったと感じている読者もいるようです。
理由③:難解なストーリー設定
【チェンソーマン】の特徴として、人間、悪魔、魔人、武器人間という4種類の登場人物がおり、それぞれの利害関係などに応じて行動しています。
また登場する敵キャラクターもたくさんいるため、第二部になってさらに登場人物が増え、登場人物が覚えきれない、またそれぞれの相関図がよくわからないということがあります。
さらに第一部は部隊が公安でしたが、第二部では学校生活に変わっており、しかも第一部主人公のデンジが敵として再登場したり、第一部のキャラクターが転生した人物もいます。
全体像を把握するのが困難になってしまったため、難しくて「つまらない」といった意見も出てしまっているようです。
チェンソーマン二部の読者口コミ!
では、実際に第二部を読んでいる方はどんな感想を持っているのか、読者の口コミを紹介していきます!
肯定的な口コミと否定的な口コミ、どちらもご紹介いたします。
肯定的な口コミ
チェンソーマン第二部1話、何もかもがぶっ飛んでてほんと訳がわからないのなのに唯一はちゃめちゃに面白いことだけはハッキリとわかるからほんとすごい作品だな。
改めてきちんと読み直したけど、チェンソーマン第二部、非常に良いスタート。
タコピーの原罪や100日後に死ぬワニの露骨なオマージュにニヤニヤしつつ、委員長のセンセーショナルな告白、からの田中脊髄剣。そして宣戦布告。とっても素晴らしい。
否定的な口コミ
チェンソーマンが面白くないと感じる理由、多分だけどキャラの心理描写が少なくて感情移入できないからなんだよな。ただシーンを眺めてる感じ。
三鷹アサやマキマにしろクール無感情系の女の子しか描けないのがなぁ。
人間の引き出しが少ない
チェンソーマン二部のあらすじ
主人公の三鷹アサは世の中に不満を抱く高校生で、クラスにうまくなじめず孤立していました。
三鷹アサの高校では「鶏の悪魔」であるコケピーを飼育しており、コケピーをきっかけにアサの心の中に変化が訪れます。
おかげでこれから同級生と仲良くできそう・・・というところで不運にも、こけた拍子にコケピーを下敷きにして殺してしまいます。
クラスの委員長の誘いで、コケピーの墓参りに行くことにしたアサ。
しかしその委員長の正体は「正義の悪魔」で、アサは委員長に殺されてしまいます。
しかし死亡したことで、「戦争の悪魔」と出会うことになったアサ。覚醒し「正義の悪魔」を殺したアサの日常は、これから激変していきます。
チェンソーマン二部の映像化情報!
【チェンソーマン】はアニメも放映しており、すでに1期は終了しています。
それでは、第二部が今後映像化されることはあるのでしょうか?
結論から言うと、映像化される可能性はありますが、実現するのはだいぶ先になりそうです。
と言うのも、【チェンソーマン】のアニメ1期は、単行本5巻の途中までの話でした。
原作第一部を単行本にすると11巻までなので、第一部でまだ単行本の約半分がアニメ化されていません。
そのためアニメ2期が始まったとしても、単行本11巻(第一部終了)までをアニメ化する可能性が高そうです。
第二部をアニメ化するとしたらアニメ3期になるので、たいぶ遠そうですね・・・!
また、アニメ2期より先に、2023年12月17日開催の「ジャンプフェスタ2024」にて、映画「劇場版『チェンソーマン レゼ篇』」の制作決定が発表されました。
公開時期などはまだ明らかにされていないため、これを公開してからになるのでだいぶ先になりそうです!
チェンソーマン二部はつまらない?|まとめ
この記事では、「つまらない」という意見が目立ってきている【チェンソーマン】第二部について解説してきました!
この記事のポイントは下記になります。
- 主人公が第一部と正反対のタイプに変更になり、第一部とギャップがある
- バトルシーンを担当していたアシスタントが抜けて、画力低下を感じる人がいる
- 難解になってきた舞台設定と登場人物の多さについていけなくなっている人がいる
- 肯定的な口コミと否定的な口コミどちらもある
主人公がデンジのほうがいいか、三鷹アサのほうがいいかは人によっても異なりますし、ディープな作風に変わらずファンでいる人もいます。
まずは各電子書籍サイトで無料試し読みしてみることをおススメします!