ここでは、ベンベックマンは裏切り者なのか、シャンクスとの出会いなどを考察していきます!
仲間との絆が強い赤髪海賊団ですが、ある人物が裏切り者だという説が浮上しているようです。
その人物の名は、ベン・ベックマン。
彼は副船長をしており、シャンクスからの信頼も特に強いです。
そんなベックマンですが、果たして、赤髪海賊団の裏切り者なのでしょうか?
というわけで、今回は「赤髪海賊団の裏切り者はベンベックマン?シャンクスとの出会いと裏切りの理由を徹底考察」をお送りします!
なお、この記事は映画『ONE PIECE FILM RED』と、ワンピース1076話までの内容を含みますので、「まだ観ていないor読んでない」という方はご注意ください!
では早速、見ていきましょう!
目次
赤髪海賊団の裏切り者はベンベックマン?
映画『ONE PIECE FILM RED』では、ウタを娘のように思いながら、海軍と戦っていました。
それに、シャンクスとベックマンは強い信頼関係にあり、シャンクスの最初の仲間である可能性が高いです。
そんなベックマンが裏切る展開はあり得るのでしょうか?
ベックマンが裏切ると言われる理由を紹介していきます!
1076話で描かれたブルーベリー
1076話では、キッド海賊団がエルバフに来たことについて、赤髪海賊団が話しているシーンが描かれます。
このシーンは至って普通のシーンに見えるのですが、よくよく見てみると、尾田先生があえて描き加えたと思ぼしき”モノ”が見受けられるのです。
それは、真ん中に堂々と描かれた”ブルーベリー”です。
まず、ブルーベリーは「信頼」「思いやり」といった、プラスな花言葉がいくつもあるのですが、西洋では「裏切り」という花言葉もあるのだそう。
ここで、シャンクスの出身は西の海(ウエストブルー)です。
何かの偶然か、”西”という点で共通点があるように思えます。
それだけでなく、シャンクスの嫌いな食べ物はなんと、ブルーベリー。
それがベックマンの目の前に置かれているとなると、将来ベックマンが裏切る伏線なのではないかと、疑う必要が出てきそうです。
これまでの大海賊の歴史
白ひげ海賊団、百獣海賊団、そしてビッグマム海賊団。
この3つの海賊団は、いずれも裏切り者が出た海賊団です。
それぞれ、白ひげ海賊団からは黒ひげが、百獣海賊団からは、X・ドレークが、ビッグマム海賊団からは、カポネ・ベッジが裏切っています。
そして、注目すべきことは、この3つの海賊団は全て、旧四皇の海賊団であることです。
旧四皇の海賊団には、赤髪海賊団も含まれています。
この法則性から、赤髪海賊団にも裏切り者が出てくる展開が十分に考えられます。
先述した1076話のこともあるため、もしかすると、その裏切り者こそがベックマンなのかもしれません。
”裏切り”が悪役になることとは限らない
ここまで、ベックマンが裏切ると言われる理由について、紹介していきました。
しかし、”裏切る”と一言でいっても、必ずしも”悪役に回る”ことになるとは限りません。
仮にベックマンが裏切り者になったとして、誰にとって裏切り者になるのでしょうか?
そもそも、赤髪のシャンクスの目的は何なのか明らかになっておらず、物語の黒幕説も浮上しています。
黒幕説が事実だとすれば、自らの野望を叶えようとするシャンクスをベックマンが止める展開が考えられます。
この展開になった場合、物語全体で見てみれば、ベックマンの”裏切りは”「良いヤツ」「英雄」のようなプラスの効果になり、我々が想像する”裏切り者”のイメージとは異なるかもしれません。
要するに、ベックマンは”赤髪海賊団にとって”ではなく、”シャンクスにとって”裏切り者になることだってあり得るわけです。
ゆえに、ベックマンが裏切り者だという根拠はあるものの、”誰にとって裏切り者になるのか”慎重に見ていく必要がありそうです。
ベンベックマンとシャンクスとの出会いから関係を振り返る
ベックマンとシャンクスがどのようにして出会ったのでしょうか?
残念ながら、2人がどういう出会い方をしたのかは、明かされていません。
なので、現在明かされている情報からの考察となります。
2人が一体、どんな出会い方をしたのでしょうか?
ベックマンは赤髪海賊団で最初の仲間
おそらく、副船長という肩書きから、ベックマンはシャンクスの最初の仲間でしょう。
ここで、ワンピース0巻の描写から、「シャンクスの最初の仲間はヤソップでは?」と考える読者の方もいるでしょう。
確かに、22年前にシャンクスが小舟でヤソップに会いに行ったのは事実。
しかし、時系列を見てみると、ヤソップはすぐに仲間になったわけではないことがわかります。
ヤソップの息子であるウソップの回想によれば、父親のヤソップは自分が赤ん坊の時に島を出たようです。
ウソップの現在の年齢は19歳であることから、ヤソップが島を出たのは遅くとも、19年前となります。
シャンクスがヤソップに会いに行った22年前なので、ここで約3年のギャップが生まれているということ。
この3年の間に、シャンクスはベックマンを仲間にしたと思われます。
それゆえ、ベックマンはシャンクスにとっての最初の仲間であって、シャンクスの右腕として副船長をしているのだと考えられます。
「ワンピースを奪りにいく」というセリフの違和感
話で、「なあベッグ、そろそろ奪りに行こうか ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」とシャンクスは話しました。
「奪」という文字に注目しがちですが、このセリフにはもう1つ違和感があります。
その違和感とは、なぜベックマンに対して話したのかということです。
ワンピースを欲しがる普通の海賊ならば、メンバー全員に「ワンピースを取りにいく」と言うのが自然。
ところが、なぜかシャンクスは、ベックマンに対して話しています。
もしかすると、ワンピースを欲しているのは、シャンクスとベックマンだけで、他の幹部たちの目的は別にあるのかもしれません。
となると、ベックマンが赤髪海賊団に入ったのは、ワンピースが深く関係していそうです。
赤髪海賊団に裏切り者は他にもいる?
どうやら、裏切り者説が浮上しているのは、ベックマンだけではないようです。
他に裏切り者ではないかと言われている人物がもう1人います。
その人物は、ラッキー・ルウです。
彼は優秀な戦闘員としても名を挙げていますが、なぜ裏切り者だと言われているのでしょうか?
それは、先述した1076話のシーンが関係しています。
先述したように、西洋でのブルーベリーの花言葉は「裏切り」であり、シャンクスの嫌いな食べ物も、ブルーベリーでした。
1076話のシーンには、ブルーベリーのようなものが描かれており、いつもなら肉を食べているはずのルウが、なぜかこの時はブルーベリーを食べています。
ルウがこの時だけ、ブルーベリーを食べているのには、何か意味が隠されているのかもしれません。
赤髪海賊団の裏切り者|まとめ
ここまで、赤髪海賊団の裏切り者について見ていきました!
白ひげ海賊団には黒ひげ、百獣海賊団にはX・ドレーク、そしてビッグマム海賊団にはカポネ・ベッジといったように、過去の四皇を見てみると、裏切り者が必ず存在していました。
この法則は赤髪海賊団にも当てはまってしまうのでしょうか?
個人的には、1076話のブルーベリーのシーンが気になります。
特に、普段は肉を食べているラッキー・ルウが、この時だけなぜかブルーベリーを食べているところが、不思議です。
このシーンのブルーベリーは意図的に描かれたようにも見えます。
果たして、赤髪海賊団から裏切り者は本当に出るのでしょうか?
今後の展開に注目です!
というわけで、今回は「赤髪海賊団の裏切り者はベンベックマン?シャンクスとの出会いと裏切りの理由を徹底考察」をお送りしました!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!