VPNとはVirtual Private Networkの略で仮想専用線とも訳されます。
インターネット上に仮想のプライベートネットワークを構築することで安全性を担保して通信を行う技術です。
近年テレワークの増加によってVPNの導入が拡大していますが、自宅以外で仕事をしたいという時にその位置情報はバレるのでしょうか?
また、テレワーク中のサボりが社会問題の1つともなっていますが、実際見つかってしまうものなのでしょうか?
今回はそんな疑問について詳しくみていきます!
この記事でわかること!
・VPN利用で位置情報はバレるのか
・自宅以外でのテレワークやテレワーク中のサボりは可能なのか
目次
VPN利用で位置情報はバレる?
何かあってもいいように仕事用のスマホは持って行ったし、サボってるのバレないように位置情報切ったし、退勤ボタン押すときにIPアドレスが変わらないようにVPN通したから大丈夫👌
— こいわい☃️みうら (@miura84) April 7, 2022
VPNネットワークを使用してテレワークなどのインターネット利用を行う場合、その位置情報はバレるのでしょうか?
自宅以外でも仕事をしたい場合などにその位置は特定されるのか、気になる方も多いかと思います。
私用パソコンの場合
明日ラピライのカフェからテレワークしたい
(社用携帯の位置情報でバレる)— カリキ@カーリー (@Rikitoshika) July 27, 2020
私用パソコンの場合、基本的にパソコンの位置情報をオフにしていればそのパソコンからは位置情報がバレることはありません。
しかし、VPNのセキュリティなどは会社側が管理できるため、あらかじめ自宅と違う場所からのアクセスを検知する監視ソフトなどが導入されている場合はもちろんバレてしまいます。
また、私用パソコンは位置情報がオフであっても、社用スマートフォンなどに行動管理ソフトなどが入っていたりする場合は、そちらから位置情報が変わったことがバレることもあります。
会社貸与のパソコンの場合
おそろしいテレワーク監視ツール
・着席ボタン、退席ボタン
・数分おきに画面をキャプチャー
・マウスの動きやキーボードの動きを記録
・位置情報確認おそろしすぎませんか?
こんなツール入れる会社は嫌すぎる。
私なら辞めるわ。— 岩本浩一@採用マニュアル無料 (@ehimesr) June 25, 2020
会社貸与のパソコンを使用する場合はほとんどの場合バレてしまいます。
会社貸与のパソコンに入っているセキュリティソフトやウイルス対策ソフトは会社側が管理しており、こうしたソフトからいつどこで使用していたかなどの情報はバレている場合がほとんどです。
また、VPNネットワークでは検索できるサイトに会社側が制限をかけることも可能となっているため、SNSなどの利用やネットサーフィンなどの仕事外のインターネット使用もバレる可能性があります。
そのため、おおよそテレワークであっても会社貸与のパソコンであれば何をしているかは把握されているという認識をしておくとよいでしょう。
位置情報オフ機能
ちなみに、会社貸与のPCの位置情報をオフにしたらどうなるでしょうか?
結論としては意味がないケースが多いです。
システム上はオフにできるかもしれませんが、先ほども記述した通りVPNネットワーク、管理ソフト等はすべて会社管理です。
そのため、表記上はオフになっていても会社側で調べれば位置情報の特定は可能であると考えておくべきです。
自宅以外のテレワークやサボりはできるか徹底調査
メール送信者がメーラー使ってる環境で、VPNとか使ってないとメールヘッダ情報の送信元IPアドレスから位置情報が割り出せるケースがある。
ゆえに詳しい上司に現在地の嘘がつけなかったりするよね『今日どこ?』
『自宅でテレワークです』
『自宅は〇〇ホテルのネットワーク使ってるんだー』とか
— たいちがんぷ@Webエンジニア (@Taichi_Gump) September 9, 2022
場合によってはテレワークを自宅以外の環境で行いたいという場合もあるかと思います。
その時の位置情報、、またサボり等は見つかってしまうのでしょうか?
ここでは2つの事例をもとに詳しくみていきます。
teams利用の場合
テレワークの人はTeamsチャットで雑談している。
これも社内じゃなくて、もっと大きいところでデータ見られてると思う。— meke (@Mekemimi) September 4, 2022
teams利用してテレワークを行うことの最大のメリットはオンラインでもコミュニケーションが円滑に行えるということです。
多くの場合、テレワークであってもteamsを導入している場合、こまめな連絡を必要とされていることが多いです。
そうした点から連絡が取れないなどとなると、サボりはおおよそ見つかってしまうでしょう。
しかし、基本的に仕事ができていて連絡が取れれば、どこで仕事をしているかは問われないケースが多いです。
とはいっても各会社によってもちろんルールは違うので、その点はきちんとまずは自分で確認をしましょう。
テザリング利用必須の場合
iPhoneデザリングしながらテレワーク
電話が来る度にテザリングし直さないと接続きれるの面倒い。
— ジョン@元料理人のデジタル推進 (@jon_vba_chopper) September 7, 2022
会社貸与のスマートフォンなどからのデザリングで仕事を行うというケースがあります。
デザリングの場合は少しのサボりなどテレワーク中のすべての行動を管理することは無理です。
しかし、会社貸与のスマートフォン、VPNネットワークなどから位置情報は基本的に監視できます。
そのため自宅以外での仕事はもちろん、おおよその行動は把握されていると認識しておくべきでしょう。
テレワークでバレずにサボる方法はない?
人のことは言えないのを承知でいうけど、テレワークするなら割り振られた仕事は責任持ってこなして欲しい。
ボクもテレワーク中にサボるけど、やることはちゃんとやるよ・・・
— ウラミちゃん (@urami_tee1993) September 8, 2022
当たり前にはなりますが、テレワークでバレずにサボるというのはあまり考えない方がいいでしょう。
会社側はVPNネットワーク、管理ソフト、貸与しているデバイスなどからおおよそ”いつ””どこで””何を”しているか調べることができます。
もちろん24時間監視している訳ではないと思いますが、もしサボりなどが見つかり詳しく調べられたら位置情報などの証拠がたくさん出てくることになります。
VPN利用で位置情報はバレる?自宅以外のテレワークやサボりはできるか徹底調査のまとめ
わかるな
テレワークは職場勤務の下位互換みたいなイメージでいるやつ多いけど普通に逆。
職場勤務がテレワークの下位互換なんだよ
理解してくれ
仕事はサボる— ふぁふぁふぁ (@leoneil4) August 28, 2022
今回はVPN利用で位置情報はバレるのか、自宅以外のテレワークやサボりはできるのか詳しく見ていきました。
- テレワークでのVPNの利用は位置情報がバレる可能性が高い
- 自宅以外のテレワークや少しのサボりならバレない可能性はあるが、会社側も監視の方法を持っていると認識をしておくべき
位置情報をオフにしていても会社側はVPNのセキュリティ、会社貸与のPCやスマートフォンから位置情報を確認する術をもっています。
どうしても自宅以外で仕事をしたい場合はきちんと事前に確認をとり、トラブルを事前に防ぎましょう。
また、テレワークでは休憩と仕事のメリハリをつけることでダラダラと仕事をしないようにすることが大事です。