この記事では、シャンクスの正体は天竜人なのか、彼の悪魔の実の能力や目的などについて、紹介していきます!
カイドウとビッグマムが倒されたことで、四皇の均衡が大きく崩れ始めました。
いよいよ、物語も終盤に差し掛かっているのを感じます!
そんな中、四皇の一角として最も長く君臨しているのが、赤髪のシャンクス。
彼はこれまでの四皇と比べても、あまり登場する機会はなく、判明していないことも多い現状。
では、現在わかっている情報を元にシャンクスの目的や能力など、考察していこうと思います!
なお、この記事はワンピース原作1079話までの内容を含みますので、「まだ読んでない」という方はご注意ください!
目次
シャンクスの正体は天竜人?

数年前から、「シャンクス=天竜人説」という説が話題になっていました。
1091話現在も、その真偽は明らかになっていません。
ですが、物語が進んでいくにつれ、シャンクスが天竜人である可能性は高まってきました!
一体そこにはどんな理由があるのでしょうか?
五老星と直接会うことが出来る
907話、権力の間にてシャンクスは五老星に謁見しました。
普通、権力の間に入れるのは、五老星や海軍大将などの世界政府関係者だけであり、海賊が入ることなど、当然許されていません。
しかし、彼はどういうわけか、権力の間に入ることを許されています。
このことから、シャンクスが特別な存在なのは明らかで、世界政府となんらかの関係を持っている可能性は高いです。
それゆえ、天竜人説を支持する大きな要素の1つになっています。
フィガーランド・ガーリング聖の登場
1088話にて、初登場したガーリング聖。
名前の後に”聖”とあるので、彼は天竜人です。
そんなガーリング聖ですが、シャンクスと親子である可能性があります。
彼は初登場時、ナレーションでゴッドバレー事件で活躍した”王者”として紹介されていました。
ゴッドバレー事件とは、38年前にガープとロジャーが共闘したことでロックスを倒した事件です。
どうやら、この事件が起きた当日、ゴッドバレーにガーリング聖もいた模様。
また、事件の終了後、ロジャーは島を出る際に宝を盗んでいました。
その宝の中から、当時1歳だった赤ん坊のシャンクスが出てきたことが、『ONE PIECE40億巻』で明らかになっています。
元々の宝の持ち主は誰なのか、判明していませんが、もしこの持ち主がガーリング聖だったとしたら、彼がシャンクスを宝箱に入れた可能性があります。
確かに、ガーリング聖とシャンクスは年齢的に親子くらいの差があるように見えるので、シャンクスが天竜人の子である可能性は十分考えられるでしょう。
ロジャーの前で流したシャンクスの涙
シャンクスがロジャー海賊団の見習いをしていた頃、シャンクスはロジャーに何かを伝えられました。
その言葉を聞いた後、ロジャーの前で涙を流すことになります。
その時のロジャーのセリフや、シャンクスが涙を流した理由は伏せられています。
もしかすると、ロジャーはシャンクスが天竜人の一族であることと、過去に行なってきた天竜人の愚行を伝えたのかもしれません。
それにより、シャンクスはロジャーの前で涙を流したという説が、読者の間で浮上しています。
しかし、このシナリオではシャンクスの性格的に、世界政府が支配する現在の制度の撤廃に取り組んでいるはず。
今の彼はそれを思わせる行動をしておらず、むしろ穏便な姿勢です。
なので、これまでに挙げた3つの理由の中で、これは比較的可能性が低いです。
シャンクスがトキトキの実の後継者?
トキトキの実とは、ワノ国編で初めて存在が明らかになった悪魔の実で、食べた者は自分や他人を未来に送ることができる能力を得ます。
ワノ国では、おでんの妻であるトキがこの能力を使っていました。
しかし、トキは20年前に、カイドウの下っぱによって殺されています。
かなりの年月が経ちましたが、トキトキの実の継承者はシャンクスなのでしょうか?
詳しく見ていきましょう!
シャンクスは能力者ではない?
そもそも、シャンクスは能力者なのかについて、見ていく必要があります。
少なくとも、ルフィが幼少期の時にはヒグマに襲われたルフィを泳いで助けていたため、能力者ではなかったと言えるでしょう。
では、ルフィが四皇入りした現在は、どうなのでしょうか?
結論から言うと、シャンクスが能力者である可能性は低いです。
その理由は、そもそも赤髪海賊団に誰1人能力者が確認されていないことにあります。
作中で唯一、赤髪海賊団の戦闘シーンが描かれた『ONE PIECE FILM RED』でも、全員が悪魔の実の能力を使わない戦い方をしていました。
また、どんな悪魔の実を食べたとしても、覇気の前では無力です。
作中最強クラスの覇気使いであるシャンクスが悪魔の実を食べる利点は、あまりないように思えます。
それに、トキトキの実の使い所もいまいちピンときません。
故に、シャンクスがトキトキの実はおろか、そもそも悪魔の実の能力者ではない可能性が高いです。
シャンクスの目的はなに?

次に、シャンクスの目的について、見ていきましょう!
五老星と直接会って話をしたり、頂上戦争を終わらせに来るなど、彼が何を目的に行動しているのか、よくわかりません。
では、彼はどんな目的があるのでしょうか?
「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を誰かから奪うことだと考えました。
彼の正体について色々な憶測が飛び交っていますが、結局のところ、彼が海賊なのは変わりません。
実際、「そろそろ奪りにいこうか ”ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)”」とベッグマンに話していることからも、ルフィや他の海賊と同じようにワンピースを狙っているのは明らかです。
ここで、「ワンピースをとりにいく」という表現はキャラによって、異なります。
- カイドウ&ビッグマム・・・「獲る」
- バギー・・・「取る」
わざわざ漢字を変えているということは、何か意味があるのだと思われます。
そして、シャンクスの場合は”奪りにいく”と、あえて「奪」という漢字が使われています。
まるで、強奪を企んでいるかのようです。
また、映画『ONE PIECE STAMPEDE』にシャンクスが全く登場しないのも、注目すべき点です。
この映画は、ワンピースを手に入れることに繋がる、”ラフテルを指すログポース”を巡る戦いが行われていました。
もし他の海賊たちと同様に、ワンピースを”取”りにいくor”獲りにいく”のだとすれば、映画『ONE PIECE STAMPEDE』にシャンクスが全く登場しないのは、不自然です。
もしかすると、誰かが手に入れたワンピースを奪うことに意味があるのかもしれません。
目的の真相が明かされるのは、まだまだ先になりそうです。
ルフィのラスボスになる?
四皇に君臨しているルフィ。
彼のとってのラスボスはシャンクスになるのでしょうか?
先述した通り、シャンクスはワンピースを誰かから奪うことを企んでいる可能性があります。
仮にそれが事実だとして、”ワンピース”を最初に手にしたのがルフィならば、シャンクスが奪いに来るのは間違いありません。
これがルフィにとって最後の戦いになると思われるので、結果的にルフィのラスボスがシャンクスになるシナリオも起こり得ます。
物語がさらに進めば、ラスボスが誰になるのか判明するでしょう!
シャンクスの正体!|まとめ

ここまで、シャンクスについて解説&考察をしてきました!
ガーリング聖の登場や、キッド船でやっと技が一つ判明したことにより、シャンクスの謎が少しづつ明らかになっているのを感じます。
物語が終盤に差し掛かっていることから、近いうちにもっとコアな情報が明かされるでしょう。
また、「そろそろ奪りにいこうか」と話していることから、近いうちに何らかの行動を起こすのは間違いありません。
ルフィたちにどんな影響を与えるのか、注目です!
というわけで、今回は「シャンクスの正体は天竜人でトキトキの実の後継者?目的や能力・ラスボスかまで徹底調査」をお送りしました!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!