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朝ドラらんまんのロケ地はどこ?高知県の聖地巡礼場所まとめ!

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2023年度前期の朝ドラは「らんまん」です。

2023年4月3日から放送されます。

神木隆之介さんが演じる、植物学者・槙野万太郎の人生を描いたストーリーになっています。

槙野万太郎のモデルとなったのは、高知県出身の植物学者・牧野富太郎です。

東京大学の研究室に入室するために上京するまで、高知県で過ごします。

そこで今回は、朝ドラらんまんのロケ地はどこ?高知県の聖地巡礼場所まとめ!と題してお届けします。

朝ドラ「らんまん」の高知県のロケ地について紹介します。

また、「らんまん」の舞台の元ネタとなっている場所聖地巡礼が出来る場所も紹介します。

 

朝ドラらんまんのロケ地はどこ?

朝ドラ「らんまん」のロケ地となった場所を紹介します。

「らんまん」の公式ツイッターで、高知県のロケ地がいくつか紹介されていたので紹介します。

ツイッターの投稿では、実際にロケ地で撮影している様子を動画で見ることが出来ます。

 

伊尾木洞(安芸市)

安芸市にある伊尾木洞は、洞窟の周辺が海だった時代に、波に削られたことによって出来た海食洞です。

周辺が海だったこともあり、洞窟の壁には貝の化石を見つけることが出来ます。

また、この洞窟の周辺に生息しているシダ植物国の天然記念物となっています。

40種類のシダが群れを成すように自生していることは大変珍しいこととされています。

これだけたくさんのシダ植物が見られるというのは、植物好きの主人公・万太郎にはたまらない場所だったに違いありませんね。

この伊尾木洞で「らんまん」の冒頭シーンの撮影が行われました

高知ロケのクランクインとなったのが、伊尾木洞だそうです。

 

仁淀川

仁淀川は、その美しい川の色が「仁淀ブルー」と呼ばれています。

日本の一級河川の水質ランキングで第1位に選ばれています。

仁淀川が美しい理由は、ミネラル分が溶け込んだ川の水と、その水の透明度が合わさり、薄いグリーンのような美しい色に見えるからだそうです。

高知県の川と言えば四万十川が有名ですが、川の美しさでは仁淀川が上回っています。

仁淀川では、主人公・万太郎の恩師である池田蘭光と、万太郎の子ども時代の様子が撮影されました

「らんまん」で仁淀川の美しさが見られるといいですね!

そして「仁淀ブルー」の美しさをこの目で確かめてみたいですね。

 

天狗高原(津野町)

津野町にある天狗高原は、四国カルストの中のひとつの高原です。

カルストとは、石灰岩などが雨水などに浸食されて出来た地形のことです。

緑の草原の中に白い石灰岩が点在していて、時期になると放牧中の牛たちを見ることが出来ます。

まるでアルプスのような四国カルストは「日本のスイス」と呼ばれています。

天狗高原は、四国カルストの中で最も高い標高です。

天気が良く、視界の良い日には太平洋まで見渡せることもあるようです!

そんな天狗高原には遊歩道が整備されているため、ハイキングがおすすめです。

天狗高原の森林に癒されてみてはいかがでしょうか?

天狗高原では、主人公の万太郎が天狗高原から高知の壮大な自然を眺めるシーンが撮影されたようです。

 

朝ドラらんまん高知県の聖地巡礼場所一覧紹介

朝ドラ「らんまん」の舞台の元ネタとなった場所、聖地巡礼が出来る場所を紹介します。

高知ロケのクランクインの際に、神木隆之介さん浜辺美波さんが主人公のモデルとなった牧野富太郎のゆかりの地を訪ねました。

2人が訪れた場所を紹介します。

 

横倉山(越知町)

横倉山は、アカガシの原生林や樹齢数百年の大杉が群をなしています。

また、世界的に珍しい「コオロギラン(ラン科)」など様々な植物が自生しています。

そんな横倉山に魅了された牧野富太郎は、横倉山を植物学研究のフィールドとしていました。

横倉山では、牧野富太郎により発見され、命名された植物も見ることが出来ます。

「ヨコグラノキ(クロウメモドキ科)」や「ヨコグラツクバネ(シュロソウ科)」、「トサジョウロウホトトギス(ユリ科)」などがあります。

植物図鑑を片手に、牧野富太郎ゆかりの植物を観察するのも楽しそうですね。

 

名教館(佐川町)

名教館(めいこうかん)は、牧野富太郎が学んだ塾です。

名教館の教育は、数学、文学、武術、兵学、茶道、書道などを幅広く教え、当時の土佐藩ではトップクラスだったそうです。

そのため、名教館からは多くの維新の志士や偉人が輩出されています。

このことから、佐川市は「文教の町」と称されています。

建物は、安永元年(1772年)に建てられ、高知県の指定文化財として大切に管理されています。

明治に入り、玄関が移築されるなどしましたが、名教館の玄関部分は当時のまま現存しています

見学は無料となっていて、歴史を感じることが出来る建物です。

 

牧野公園(佐川町)

牧野公園は、日本の桜名所100選にも選ばれた、高知県を代表する桜の名所です。

桜の名所となったきっかけには、牧野富太郎が関係しています。

明治35年に牧野富太郎が東京・染井で見つけたソメイヨシノを地元に送り、それを有志が青源寺の土手などに植えたことがきっかけです。

公園の歩道が完成した際に「牧野公園」と称されるようになりました。

公園内には、牧野富太郎と佐川町出身で明治に宮内大臣を務めた田中光顕の墓があります。

現在牧野公園は「みんなで育てる公園」として、地域の方々が大切に管理しています。

2023年5月下旬には、牧野富太郎の胸像が設置される予定になっています。

 

高知県立牧野植物園(高知市)

高知県立牧野植物園は、1958年4月に高知市の五台山に開園しました。

高知県出身の「日本の植物学の父」・牧野富太郎の功績を称え、富太郎の学びを広く伝える施設となっています。

開園から60年以上経ちますが、リニューアルなどを行い、今ではフォトジェニックなおしゃれスポットになっています。

季節ごとのイベントも様々展開されています。

特に人気なのが毎年2月に行われる「ラン展」です。

今年は2023年2月4日(土)〜26日(日)に植物園の温室で開催されています。

今年は園遊会がテーマになっているそうで、とてもきらびやかな空間が演出されています。

また、高知県立牧野植物園で神木隆之介さんと浜辺美波さんは、牧野富太郎ゆかりの植物に囲まれる中で、高知ロケのクランクインを報告する会見を行いました

 

朝ドラらんまんのロケ地はどこ?|まとめ

まとめ
今回は、朝ドラらんまんのロケ地はどこ?高知県の聖地巡礼場所まとめ!と題してお届けしてきました。

2023年前期の朝ドラ「らんまん」の高知県のロケ地について紹介してきました。

また、「らんまん」の舞台の元ネタとなっている場所、聖地巡礼が出来る場所も紹介しました。

自然あふれる高知県の名所をたくさん知ることが出来ました。

それぞれの場所がドラマの中のどのシーンで使われるか楽しみですね!

これから春になると植物が芽吹いてくるので、森林や植物園を散策すると、生き生きした植物を見ることが出来るでしょう。

「らんまん」の聖地巡礼をしながら、高知県で癒されてみてはいかがでしょうか?