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朝ドラらんまん原作のあらすじと結末を紹介!ドラマとの違いも徹底検証

朝ドラらんまん原作のあらすじと結末を紹介!ドラマとの違いも徹底検証
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NHK朝ドラ「らんまん」が2023年4月3日(月)からスタートします!

今期「らんまん」でNHK朝の連続テレビ小説は108作目になります。

全130話、9月29日完結の予定です。

主人公のモデルは、実在する植物学者「牧野富太郎」です。

主人公の槙野万太郎を神木隆之介さんが演じます。

本作「らんまん」の主人公槙野万太郎は、平成7年後期朝ドラ「走らんか!」以来の男性主人公です。

朝ドラの男性主人公は、108作中9作(うち1作は女性との共同主人公でした)と、数が少ないので自然と期待がふくらみますね!

この記事では、朝ドラ「らんまん」の原作があるのか調査しました。

またドラマのあらすじと完結予想をしていきたいと思います。

この記事でわかること

  • 朝ドラ「らんまん」の原作はあるのか?
  • 朝ドラ「らんまん」のあらすじ紹介!
  • 朝ドラ「らんまん」の完結予想!

 

朝ドラらんまん原作のあらすじと完結を紹介!

朝ドラ「らんまん」の原作はありません

実在した天才植物学者の牧野富太郎の大好きな植物に捧げた人生を完全オリジナルでドラマ放送されます!

ドラマは江戸時代末期(1862年)の土佐の国で始まります。

主人公の槙野万太郎は今の高知県の裕福な造り酒屋の跡継ぎとして生まれました。

万太郎は幼いときに父を、6歳で母房子を病気で亡くします。

その後は、万太郎は祖母タキの愛情を一身に受けながらも、造り酒屋の跡継ぎとして厳しく育てられます。

万太郎は虚弱体質ながらとても明るく、なぜか植物がとても好きで、集中すると何も目に入らなくなってしまう子供でした。

タキは万太郎を跡取りとして立派な男子に育てるため、評判の学問所に入れます。

学問所の生活に、始めは馴染めなかった万太郎ですが、植物の名前と挿絵の入った本をみつけて、「どうしてもその本が読みたい!」という気持ちから熱心に勉学に励むようになり、英語、地理、物理、天文、などさまざまな学問を目覚ましい勢いで吸収していきます。

その後万太郎は、明治維新後の政府のもとで、新たな学校制度で設立された小学校に通い始めますが、教育レベルの低さに物足りなさを感じて自主退学してしまいます。

退学後の万太郎は家業の手伝いには身を入れず、大好きな植物採集に明け暮れる毎日を送るようになります。

東京上野で開催された「内国勧業博覧会」を機に万太郎は初めて上京します。

万太郎は東京で本で憧れていた植物学者と出会い、日本各地の貴重な植物や海外からの珍しい植物などを目の当たりにします。

それを契機に万太郎は、いつか日本の植物すべてを明らかにしたい、という大きな夢の実現に情熱を燃やすことになります。

万太郎はその時知り合った植物学者の協力を得て、東京帝国大学植物学教室の門をたたき、何とか助手の仕事を得ることに成功します。

それからの万太郎は研究に没頭し、次々と新種の植物を発見、それに学名をつけていきます。

しかし万太郎の活躍を快く思わない教授もいて、嫌がらせを受けたり、学歴がないことを理由に給金を充分に支払ってもらえないなど、理不尽な目にも数多く遭います。

それでも万太郎は、家族や友人、周囲の人々の助けを受けて、「日本独自の植物図鑑を編纂する!」という夢にむかって一途に進んでいきます。

 

らんまんの意味は何?

タイトル「らんまん」は春爛漫・天真爛漫の「らんまん」です。

春爛漫とは植物が元気になり、花がらんまんと咲き乱れ、光あふれんばかりの輝くさまを表した言葉です。

天真爛漫の意味は飾ったり気取ったりせずありのままであり、無邪気で屈託がなく明るいことです。

植物があふれ花が咲き誇る自然の中で、主人公が天真爛漫に自分の夢に向かって進んでいく様子をイメージしたドラマになるようです。

 

らんまんの主人公は実在する?

朝ドラ「らんまん」の主人公のモデルは、実在した天才植物学者の牧野富太郎博士(1862-1957)です。

牧野富太郎博士の研究範囲は、野生植物のみならず野菜、花卉(かき)と、あらゆる植物に及んでいたところから「日本の植物学の父」と称されます。

富太郎は多くの新種の植物を発見し、1,500種類に及ぶ植物に学名をつけました。

富太郎博士が個人的に保有していた植物標本だけで40万枚に及びます。

牧野富太郎博士は50万点にも及ぶ標本、観察記録、「牧野日本植物図鑑」など多数の著作を残しました。

博士は小学校を2年で中退したにもかかわらず、理学博士の学位も得ています。

又、博士の誕生日は「植物学の日」として制定されています。

牧野富太郎博士は、江戸時代末期に現在の高知県の裕福な造り酒屋に生まれました。

富太郎博士は3歳で父を、5歳で母を亡くし、6歳で祖父も亡くしています。

元は「成太郎」という名前でしたが、祖父が亡くなったあと、「富太郎」改名しています。その後祖母に育てられます。

富太郎はすでに幼いころから植物に興味を示していたと言われています。

江戸時代末期ということもあり、富太郎は寺子屋に通い、その後11歳から郷校である名教館で儒学者の伊藤蘭林についいて学問始めました。

明治維新後、政府の学制改革により小学校になった名教館改め佐川小学校に通ったものの、レベルの低さに失望し2年で中退しました。

その後は自分の好きな勉強と植物採集に明け暮れる生活をおくるようになります。

富太郎は15歳から佐川小学校の臨時教員として2年間教鞭もとっていました。

その後、富太郎は植物採集、写生、観察などの研究を続けながら、17歳の時、高知師範学校の教師永沼小一郎氏を通じて、欧米の植物学に触れるとともに、当時の著名な植物学者の知己も得ることとなります。

又、富太郎は江戸時代の本草学者小野蘭山の手による「本草綱目啓蒙」に出会ったことにより、日本の植物を同書のようにまとめることが自身の使命だと考えるようになりました。

19歳の時、富太郎は「内国勧業博覧会」見物と書籍と顕微鏡購入のため上京します。

富太郎は、その後22歳で再び上京、現東京大学理学部植物学教室の矢田部教授の教室に出入りして文献資料などの使用を許可され、寝食を忘れるほど研究に没頭するようになります。

天性の描画力に恵まれていた富太郎博士は共同で植物学雑誌を創刊したり「日本植物志図編」の刊行を自費で始めたりしました。

そのころ、育ててくれた祖母が死去し、富太郎博士が研究費に湯水のように使ったことにより実家の造り酒屋の経営が傾いていきました。

実家の造り酒屋は東京に出る際に、親戚に譲っています。

この間に、富太郎博士は研究者としての地位を確立していきました。

28歳で富太郎博士は寿衛子と結婚し一家を構えましたが、学歴のないこと、それによる教室内の人々との軋轢などが原因で、矢田部教授に植物学教室への出入りを禁じられてしまいました。

研究の道を断たれた富太郎博士は、彼への評価の高かったロシアへの渡航も、考えたようですが実現はしませんでした。

富太郎博士は、いったん故郷の高知に帰り、地元の植物の研究をしたりしていましたが、現東京大学農学部で研究を続けられることになり上京しました。

その後、富太郎博士は友人や理解者の助けを借りて、再び東京大学理学部の植物学教室での研究が許されることとなり、助手として雇用されるようになりました。

そのころには郷里の造り酒屋は没落しており、富太郎博士は助手としての給金で家族を養わなければならない状態になりました。

富太郎博士が、研究のためには高価な本をすべて購入するなどしていたため、多額の借金に苦しみ、借金取りい追われるなど困難な状況に幾度も陥りました。

富太郎博士は各地で採集しながら植物の研究は続けて多数の標本や著作を残していきますが、学歴のないこと、研究室の仲間と軋轢も多くあったため厚遇はされませんでした。

しかし学内では、富太郎博士のことを、なくてはならないい人材と認める人も多く、結局講師として50歳から77歳まで勤務し、65歳の時には東京大学から理学博士号も受けています。

富太郎博士は東京大学退官後も、多くの著作を著わし標本を残し、94歳で亡くなるまで精力的に研究に打ち込む人生を送りました。

 

らんまん結末予想!

神木隆之介さん演じる主人公の槙野万太郎は、「内国勧業博覧会」を契機に上京し、優れた植物学者たちとも出会い、世界の珍しい植物などを目の当たりにし、ますます植物学に傾倒していきます。

万太郎は、日本の全ての植物を明らかにすることを目標に、日本独自の植物図鑑編纂へ向けて採集、観察、研究に情熱を傾けていきます。

万太郎は現東京大学で研究できるようになっても、学歴のなさ、研究室の人々との軋轢も経験、さまざまな困難に見舞われます。

万太郎は、そののちしばらくの間人間関係の問題などから、教室に出入りが禁じられ、研究もできなくなってしまう失意の時には高知に帰りますが、その時も研究への情熱が衰えることはありませんでした。

経済的困窮も多くあり、万太郎を数々の苦労と困難がおそいます。

万太郎はそれでも困難をものともせず、植物図鑑編纂という、おおいなる希望を遂げるために、研究に打ち込み、友人や理解者、周囲の人々の助けも借りながら、ついに植物図鑑の出版にこぎつけます

万太郎は研究にまい進し、日本を代表する植物学者として世界に認められていきます。

植物学者として大きく成長する万太郎の波乱万丈の人生ドラマが描かれていく予定です。

又、万太郎と寿恵子さんとの結婚までの恋愛模様などとともに、名付けた植物に寿恵子さんの名前をつけるほど、仲の良い夫婦だった様子も描かれていきます。

 

朝ドラらんまんドラマと原作の違いはある?

朝ドラ「らんまん」に原作はありませんが、実在する牧野富太郎博士が主人公のモデルです。

主人公槙野万太郎の研究にすべてをささげる波乱万丈の人生が、周囲の人々との交流を含め描かれます。

ドラマの中で紹介される、万太郎の大学の教室内の人間模様や出来事などについては少し違いがでるかもしれませんね。

主人公万太郎のモデルとなる、牧野富太郎博士は二度結婚していました。

最初の妻は従妹の猶という女性です。

猶さんは、牧野富太郎博士の実家の造り酒屋を手伝っていました。

けれど周囲が決めた結婚でもあり、しばらくして離婚しています。

再婚した寿衛子さんとは、寿衛子さんが1928年に亡くなるまで添い遂げます。

ドラマの万太郎の妻は寿衛子さん一人になるようです。

二人の恋愛模様などもドラマの中で描かれていくことでしょう。

 

らんまん主人公の生涯とは?

ドラマの主人公槙野万太郎は高知県で生を受け、小さいころからなぜか植物が好きで、植物名の載った本を見たことが契機になり勉学にのめりこみました。

万太郎は、植物採集に明け暮れ、寺子屋、郷校で出会った先生の影響や本により、植物学を夢中で学びます。

万太郎はそのほか、英語、地理、物理、天文などの西洋の学問なども次々吸収していく少年時代をおくりました。

万太郎は東京での「内国勧業博覧会」を契機に上京し、憧れていた植物学者と出会うことができ、また日本中の植物や世界の珍しい植物などを目の当たりにします。

万太郎はますます植物学への傾倒を深めるようになります。

東京への旅が契機となって、万太郎は東京の大学の植物学研究室に、出入りが許されたため、文献、標本などにも自由に触れることができるようになりました。

そのため万太郎はますます研究に没頭していきました。

万太郎は助手に採用され、夢中で研究、採集、観察に励みますが、学歴のないこと、植物学教室の人々との軋轢などの問題で、一時研究室への出入りを禁じられ、研究の中断を余技なくされます。

しばらく故郷の高知に帰り、植物の採集などに励んでいるうち、万太郎は、友人、理解者の支援のおかげで再度研究室での研究ができるようになります。

再上京後、万太郎はますます植物学の研究に励み、誰もが認める精密な観察画を武器に、日本独自の植物図鑑編纂を目標にまい進していきます。

経済的には、万太郎は研究に多額の経費をつぎ込んでしまうため、借金取りに追われたり、数々の困難に見舞われます。

幾多の苦難を乗り越えて研究に没頭した万太郎は、小さいころからの望みであった植物学探求にその人生を捧げ、植物学者として世界に認められる業績を残しました。

 

時代背景は同じ?

今回のドラマの時代背景は、江戸時代末期〜昭和初期になります。

江戸末期から昭和という時代背景は、平成27年後期朝ドラ「あさが来た」以来です。

ずいぶん久しぶりですね!

モデルとなった牧野富太郎博士が生きた時代と同一の時代背景で描かれるんですね!

万太郎が生き抜く時代は、激動の時代です。

明治維新、幾多の戦争、それに続く奇跡の復興、と国家の大事が起こり、国民の生活はその都度、大きく影響を受け、変貌してきました。

万太郎も、その生涯で様々な大事に翻弄されながらも、研究へのあふれる情熱と、誰もが舌を巻く植物の描写力とをもって、世界に誇れる植物図鑑を出版したいう夢を、実現させるべく奔走していきます。

 

朝ドラらんまん原作のあらすじと完結を紹介!|まとめ

今回は、4月9日からスタートする朝ドラ「らんまん」の原作について調査しました!

実際は、原作となるものはなくNHK朝ドラのオリジナルストーリーで描かれるそうです。

今回の主人公「槙野万太郎」は実在した植物学者「牧野富太郎」がモデルとなっていることが公式で発表されていました。

朝ドラ「らんまん」は、植物学者として日本初の植物図鑑を作ろうと奮闘する槙野万太郎の波乱万丈な生涯を描いたストーリーとなるんですね!

まとめです!

  • 朝ドラ「らんまん」はオリジナルストーリー
  • 主人公「万太郎」は実在した植物学者「牧野富太郎」がモデル
  • 植物学者・牧野万太郎の波乱万丈な人生ストーリー
  • 時代は江戸末期から昭和初期ごろ

時代背景や植物学者という点では、モデルの「牧野富太郎」と主人公「槙野万太郎」に類似点はありますが、登場人物や団体名・建物の名称が異なるのはもちろん、万太郎の生涯もオリジナルストーリーとして描かれるようです!

久しぶりの男性主人公で、今人気の神木隆之介さんが演じるということもあり、今回も注目度の高いドラマとなりそうですね!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。