最近「ハリーポッター」が再び脚光を浴びています。
舞台「ハリーポッター」がロングランで上演されていたり、としまえんの跡地に「ハリーポッター」の関連施設の建設が予定されていたりと長く愛されている作品です。
最近では「ホグワーツレガシー」という「ハリーポッター」の舞台となっている「ホグワーツ魔法魔術学校」の生徒になれるゲームも発売されましたね。
そういえば、「ハリーポッターと死の秘宝 part2」で、ハリーポッターが生き返った理由ってなんだったか覚えているでしょうか?
また、「蘇りの石」はどうやって使われたか覚えていますか?
意外と忘れてしまっていますよね。
そこで今回は、ハリーポッターが生き返った理由と蘇りの石はどう使われたのかを調べました。
目次
ハリーポッターが生き返った理由はなぜ?

ハリーポッターが生き返った理由について調べていきます。
調べたところ、そもそもハリーポッターは死んでいません。
意外に感じる人も多いと思いますが、ハリーポッターがヴォルデモートに死の呪文をかけられた時に、ハリーが死んだのではなくハリー自身の中にあるヴォルデモートの分霊箱が壊されたのです。
呼び出された森で、自らハリーがヴォルデモートの前に現れたのは、自分の中にある分霊箱を壊すためだったのです。
それって死ぬことと同義じゃないの?
ハリーポッター自身も死を覚悟で向かっていますから、そうなる可能性を十分考えていましたね。
ただ、ハリーポッターには母親であるリリーの守護霊がついていたので、ハリー自身は守られたのですが、ハリーの中にあるヴォルデモートの部分となる分霊箱のみが壊されたと解釈できます。
なぜハリーポッターが死んで生き返ったことになったか、それまでの物語の謎を解きながらお伝えします。
死の秘宝パート2で戦わなかったのはなぜ?
死の秘宝の1つで魔法界最強の杖である「ニコトワの杖」の所有権がスネイプだと分かったヴォルデモートがスネイプを殺害し、「ニコトワの杖」の所有権を手に入れます。
そしてヴォルデモートが、ホグワーツの戦いを一時中止します。
なぜなら、これ以上「魔法使いの純血の血」が流れることを止めたかったからです。
ホグワーツの戦いを休止したのは、ホグワーツ側にも好都合でした。
なぜなら、すでに多くの人がホグワーツの戦いにより亡くなっていたからです。
教授のルーピン先生、魔女のトンクス、双子の魔法使いフレッドも犠牲になりました。
なぜ死の呪文がハリーポッターに効かなかったのか?
ヴォルデモートの死の呪文を正面から受けたハリーは地面に倒れ、生死を彷徨います。
この時ハリーは死なずに、ハリーの中にあったヴォルデモートの魂だけが死にました。
生死を彷徨う中でダンブルドアと再会し、ヴォルデモートを倒すために意識が戻るのです。
これが、ハリーポッターが死んで生き返ったと言われる所以です。
なぜ死の呪文がハリーポッターに効かなかったのか、理由は2つあります。
- ヴォルデモートが死の呪文を発したこと
- 「ニワトコの杖」で死の呪文を発したこと
1つ目はヴォルデモートが死の呪文を発したことです。
墓場での対決で、ヴォルデモートは肉体の復活に成人前のハリーの血を使いました。
このことにより、「リリーの保護呪文」が働いたため、死の呪文が十分な効果を発揮しなかったからです。
2つ目は「ニワトコの杖」で死の呪文を発したことです。
実は「ニワトコの杖」の所有権を持つのは、ヴォルデモートではなく、ハリーだったのです。
「ニワトコの杖」は忠誠心が非常に強く、主人であるハリーを殺す呪文に力を貸すわけがないのです。
「ニワトコの杖」の事実を知らないヴォルデモートは、死の呪文が自分に跳ね返り、消滅することとなります。
グリフィンドールの剣はなぜネビルを選んだのか?
グリフィンドールの剣は、真のグリフィンドール生の前に現れます。
真のグリフィンドール生が剣を必要とした時、その者の前に現れるのです。
なぜネビルが選ばれたかというと、ネビルはハリーのためにヴォルデモートを恐れず、
声をあげたからです。
そんなネビルは真のグリフィンドール生と言えるでしょう。
なぜハリーではなかったかというと、ハリーたちはホグワーツを退学して分霊箱探しの旅に出たためです。
もうグリフィンドール生ではなかったからですね。
ネビルがグリフィンドールの剣で倒したのは、最後の分霊箱であるナギニです。
最後の分霊箱であるナギニを倒して、ヴォルデモート本体を攻撃すれば、ヴォルデモートを消滅させることが出来ます。
ネビルはヴォルデモートの消滅に一役買った人物と言えます。
ハリーポッターは「蘇りの石」をどう使ったのか?

ハリーポッターは「蘇りの石」をどう使ったのか調べました。
そもそもハリーポッターは死んでいませんので、ハリーポッターは、「蘇りの石」の力で生き返ったわけではありません。
ハリーポッターは父や母、愛する人たちと対話するために「蘇りの石」を使いました。
そのあとハリーポッターは「蘇りの石」を捨ててしまいます。
ここからは、「蘇りの石」はどういったものであるかを紹介します。
また、ハリーポッターが「蘇りの石」を捨ててしまう(落とす)理由について考えられることをお伝えします。
「蘇りの石」は死の秘宝のひとつ?
3つある「死の秘宝」のうちの1つが「蘇りの石」です。
「蘇りの石」は、ぺベレルの三兄弟の2番目、カドマスが作ったものであると言われています。
「死の秘宝は死を克服する」というセリフから、「死の秘宝」である「蘇りの石」は、死者を蘇らせることが出来る=死者を生き返らせることが出来ると思われがちです。
しかし、「蘇りの石」は、死者を生き返らせることは出来ません。
なぜなら、「蘇りの石」は幽霊のような形で死者を呼び出し、死者と会話ができるようにするものだからです。
死者と会話は出来ますが、肉体が生き返るわけではないのです。
なぜハリーポッターは「蘇りの石」を落としたのか?
なぜハリーポッターが「蘇りの石」を落とした(捨てた)のか考えられる説が2つあります。
- ハリーポッターに「蘇りの石」は必要がなかった説
- 他の人に「蘇りの石」が見つからないようにした説
ハリーポッターに「蘇りの石」が必要なかった説
ハリーポッターはピンチになると、いつも不思議な力に助けられてきました。
その不思議な力は、父と母、愛する人たちが見守ってくれているからだと、ハリーは知っていたのです。
ハリーポッターは「蘇りの石」を使って、父と母、愛する人たちと対話し、「蘇りの石」がなくても、いつも彼らは側にいてくれていることを改めて知りました。
その時ハリーポッターは覚悟を持って戦いに挑もうとしていたので、「蘇りの石」は必要ありませんでした。
なぜなら、あの世でいつでも愛する人たちに会うことができるからです。
他の人に「蘇りの石」が見つからないようにした説
ハリーポッターは他の人に「蘇りの石」が見つからないように、森の中に「蘇りの石」を落とします。
なぜかというと、「蘇りの石」で蘇った幻想に他の人が惑わされてしまうことを懸念したからではないかと言われています。
ハリーポッターが生き返った理由はなぜ?|まとめ

ここまで、ハリーポッターが生き返った理由はなぜ?蘇りの石はどう使われたのか徹底調査!と題してお届けしてきました。
映画「ハリーポッター死の秘宝」を観た人が、ハリーポッターが生き返った理由を覚えていないのは、そもそも生き返った場面がほとんど映画では描かれていないためです。
原作の小説にはしっかり描かれています。
とても大事な場面だと思うのですが、割愛されてしまったのは残念ですね。
「蘇りの石」を落としたことに関しては、様々な解釈が考えられます。
その一部を紹介しました。
この機会にもう一度、原作の小説を読んでみるのもいいかもしれませんね。